15A4020A 農学部 森林·環境共生学コース 


酒井俊佑


旅先で見つけた植物をいくつか紹介します。




これはワサビです。

アブラナ科の多年草で、山間の渓流など、水がきれいで流量が一定している土地で栽培されます。日本の固有種です。根茎は香辛料になり、葉は円形で、3~5 月に白い花をつけます。

ワサビの生産量日本一は長野県です。特に穂高町の大王わさび農場は、日本最大級(15ha)のワサビ田です。

花言葉は「目覚め」、「うれし涙」です。ワサビを食べ過ぎて流れるあの涙は、おいしいお寿司やそばが食べられることに対するうれし涙なのでしょう。

これはもちろん大王わさび農園で撮りました。穫れたてのワサビは辛さがなく、おいしいです。


これはバイカモです。

キンポウゲ科の多年草で、水の冷たい池や小川に自生します。茎の下部の節から根を出し、水底に固着し、上部は水に漂います。茎の長さは50~100cmほ どで、7~8月に白色で5枚の花弁の花をつけます。

多年草とは、数年かけて発芽、成長、開花、結実、枯死する草本のことです。1年で発芽~枯死をする草本を一年草といいます。

花言葉は「幸福になります」です。澄んだ水の流れにゆらゆらと身を任せて、すでに幸福な様子がうかがえます。

大王わさび農園のそばを流れる川から撮りました。自転車で行きましたが、意外に遠かったです。



これはヒマワリです。

キク科の一年草で、草丈は2~3mにも及び、葉は10~30cmほどのハート形をしています。夏に枝先や茎頂に直径10~30cmほどの花を横向きにつけ ます。花弁は大きな1つの花のように見えますが、実際は多数の花が集まって1つの花を形成しています(頭状花序)。外側の黄色い花弁をつけた花を舌状花、 内側の花弁がない花を筒状花と区別して呼びます。

ヒマワリという名前は、花が太陽を追って回るという意味から命名されました。夏の花といえばこれ、というほど有名な花です。

花言葉は「私の目はあなただけを見つめる」です。純粋で、なんともロマンチックな花言葉だと思います。

わさび農園の帰りの畑で撮りました。信大の近くにもあると思います。


これはムクゲです。

アオイ科の落葉大低木で、北海道南部以南の日なたを好みます。8~9月ごろ、紅紫色で5弁の花をつけます。1日でしおれますが、次から次に咲いてきます。

紅紫色で八重咲きのヤエムクゲ、花が白色のシロバナムクゲ、花が白色で八重咲きのシロヤエムクゲ、花が白く花弁の下部だけ紅色のヒノマルムクゲといった品 種がありますが、まだ花が咲いておらず品種の特定はできませんでした。

花言葉は「繊細な美しさ」、「信念」です。1日でしおれてしまう花の美しさはまさに繊細なことでしょう。

愛知県犬山市の博物館明治村で見つけました。


これはイワカガミです。

イワウメ科の多年草で、高山の岩場や樹下に自生し、初夏に葉の中から花茎をのばし、淡紅色の筒状で花弁が細かく裂けた花をつけます。葉は群生し、円形で縁 に鋸歯があり、革質で光沢があります。

花言葉は「忠実」です。忠実と聞いてなぜか、写真のイワカガミが旦那の帰りを待つ健気な妻のように見えました。

蓼科山に登った時に撮影しました。ずっと急登で、ヒーヒー言いながら登った思い出が蘇ります


これはオオバギボウシです。

ユリ科の宿根草で、平地や高山帯の湿地に群生する。7~8月に長い花茎をのばし、淡紫色の花をつけます。葉が大きく、30~40cmほどで、大きな卵型を しており、根際から生えます。

宿根草とは、園芸で多年草のうち、冬季に地上部だけが枯死して休眠し、春に再び生長する草のことを言います。

花言葉は「静かな人」、「沈静」です。確かに、何もものを言わず、じっとしていました。

ちなみにこれは私が住んでいるアパートの庭に咲いていました。7月下旬ですが、花はまだ咲いていません。




15A4020A 農学部 酒井俊佑





















































































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