繊維学部応用生物科学系 15F4025G 相馬侑享介

御殿山とわさび農場で見た植物を紹介します。


シジミバナ
バラ科シモツケ属の落葉低木。原産は中国で、名前は花をシジミの身に例えたことから来ている。葉は単葉で互生し、細かい鋸歯をもつ。花は白く1センチほど で八重咲きで、4月に見られる。

ムラサキケマン
ケシ科キケマン属の2年草。高さは20から50センチになり、湿ったところに生える。葉は2~3回羽状に裂ける。花は紅紫色でまれに白いものもある。

ジュウニヒトエ
シソ科キランソウ属の多年草。高さは10から25センチになる。全体に白い毛が生えている。花は淡紫または白色で4から5月に咲く。花が重なり合う様子を 平安時代の衣装である十二単に例えたことが由来。

カタクリ実
ユリ科カタクリ属の多年草。実生から開花まで7から8年かかる。葉ははじめは1枚で開花するときに2枚になる。花は下向きに開き、花被片は6つで淡紅色。 写真はカタクリの果実で熟すと種子を地面に落とす。種子はアリによって拡散する。

クサノオウ
ケシ科クサノオウ属の越年草。日当たりのよいところに生え、高さは30から80センチ。葉は1~2回羽状に裂ける。茎や葉を切ると黄色の乳液が出るため 「草の黄」から名前がついたといわれる。

シナレンギョウ
モクセイ科レンギョウ属の落葉低木。葉は単葉で対生し、長楕円形で表面にやや光沢がある。葉の上部に鋸歯があり、下部は全縁。花は黄色で花弁は4枚。4月 に咲く。中国原産だが中国では連翹(れんぎょう)はトモエソウやオトギリソウのことを指し、日本では誤用された名前が定着したといわれる。




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