農学部 農学生命科学科 森林環境共生学コース  15A4026A  高畑 竣平
外出先で見かけた植物を紹介します。



コウボウムギ(カヤツリグサ科 スゲ属)
浜辺に生息する多年生の草本。弘法大師が古い葉鞘の繊維を筆に使ったといわれることが和名の由来。東アジアの海岸に広く分布し、群落を作る。雌雄異株で地 下茎を伸ばし、節から新しい株を出す。花茎は高さ20cm位になり、硬くて直立し、先端に太い穂を一つつける
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サルスベリ(ミソハギ科)
中国南部を原産とする夏を代表する木本。和名の由来は、樹皮のはがれた部分がつるつるしているところから。春に伸びた枝の先端に夏から秋にかけて白、ピン ク、紅、紅紫などの花を咲かせる。花弁は6枚で、縮れている。花後に球形や楕円形の果実をつけ、熟すとはじけてタネが散る。タネには薄い羽のような翼がつ いている。樹皮は褐色で所々はがれて白い肌があらわれ、縞模様になる。





ツルアジサイ(アジサイ科 アジサイ属)
北海道、本州、四国、九州に分布し、山地の岩崖や林縁に自生する落葉ツル性木本。幹や枝から気根を出して高木や岩崖に付着し、絡みながら這い登り、高さ 15~20mくらいになる。葉は葉柄があり対生で、形は広卵形で鋸歯がある。花期は6月~7月で、小さなクリーム色の両性花のまわりに、白色の4枚の花弁 状の萼片を持つ装飾花(花序全体を目立たせ、訪花動物を有印するための花)がなる。





イチイ(イチイ科 イチイ属)
北海道、本州、四国、九州、アジア東北部、シベリア東部に分布する常緑針葉樹。名前の由来は、仁徳天皇がこの木でしゃくをつくらせ、それで正一位を授けた ので「一位」といわれている。雌雄異株で、高さ20mほどの高木になるが成長は遅い。葉は濃緑色で、線形をし、先端は尖っているが柔らかい。枝に2列に並 び、先端では螺旋状につく。4月ごろ小形の花をつけ、初秋に赤い実をつける。





タラノキ(ウコギ科)
日本各地、東アジアに生息する落葉低木。高さは2-4m程度、あまり枝分かれせずにまっすぐに立ち、葉は先端だけに集中する。樹皮には幹から垂直にのびる とげがある。葉は互生し、大型の奇数2回羽状複葉で枝先に集まる。基部はふくらみ茎を抱く。小葉は卵形か楕円形、縁には鋸歯がある。各小葉および葉軸の基 部に、それぞれ棘がある。夏に小さな白い花を複総状につける花序を一つの枝先に複数つける。秋には黒い実がなる。新芽はタラノメと呼ばれ、天ぷらなどにし て食べられる。





ハス(ハス科 ハス属)
インド原産の多年生水生植物。地下茎から茎を伸ばし水面に葉を出す。茎に通気のための穴が通っている。葉は円形で葉柄が中央につき、撥水性があって水玉が できる花期は7~8月で白またはピンク色の花を咲かせる。 早朝に咲き昼には閉じる。食用、薬用、観賞用など様々な目的で湿地で栽培される。ヒンデゥー教や仏教の宗教と強い関連のある花でもある。




























































































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