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①アレチウリ |
・ウリ科アレチウリ属 ・北アメリカ原産 ・特定外来生物に指定。長野県では駆除が盛ん におこなわれている。 ・つるで伸びて長いものは10m以上にもなる ・畑の周りや川などの湿り気の多い場所に生育 ・ヤナギなどの木本に覆いかぶさる為、日光が遮 られ木本が枯れてしまう。 ・実に固い棘をつける。 |
②ムシトリナデシコ |
・ナデシコ科マンテマ属 ・ヨーロッパ原産 ・高さは30-60cm ・上部の葉の下部に粘液を分泌する部分がありここに虫が付着し、捕えられることがあるが、ムシトリナデシコは食虫植物ではないため、養分を吸収した りはしない。 |
③ハキダメギク |
・キク科コゴメギク属 ・アメリカ原産 ・高さ50mm程度 ・夏から秋にかけ直径5mm程度の花を咲かせる ・外側に白色の舌状花が五枚並び中央に黄色の筒状花が多数ある |
④オオカワジシャ |
・ゴマノハグサ科クワガタソウ属 ・ヨーロッパからアジア北部を原産とする ・特定外来生物に指定。アレチウリ同様、県内で 盛んに駆除されている。 ・30-100cmくらいの範囲に密生し繁茂する ・河川、湧水地、水路などの流れが緩やかな場所に生育 ・在来のカワヂシャと同じニッチにあたり、繁殖能 力がカワヂシャと比べ高いため特定外来生物に 指定。 |
⑤ドクゼリ |
・セリ科ドクゼリ属 ・高さ80-100cm 程度 ・6-7月に花をつけ(複散形花序)球状に白色の小花を多数つける ・日本三大有毒植物の一つである。ドクゼリ全体 に毒成分であるシクトキシンが含まれ人間が死に至る場合もある。 |
終わりに...この観察会に参加し、今一度生態系に特定外来性生物が与える影響は大きいということを認識した。授業を通じ、教養生である一年次に植物を見て、その説 明が聞ける機会を持てた事は自分にとって非常に有益なことであった。 また、調査会参加や植物に関する文献提供など、株式会社BO-GAの百瀬剛さんに大変お世話になりました。 |
参考文献門田裕一,畔上能力 (2013) 野に咲く花web site 松江の花図鑑 http://matsue-hana.com/ 観察会資料 |