帰路と甲子園


農学部農学生命科学科森林・環境共生学コース
15A4010D 梅田 正太郎






エネコログサ(学名:Setaria Viridis)
 
 「ねこじゃらし」の愛称で親しまれているイネ科エネコログサ属の草本。
特徴は毛虫のような花穂であり、夏から秋にかけてみることが出来る。
葉は長さが20pにもなり、形は線状披針形である。また、葉の表面に薄ら毛が生えている。
*花穂(かすい)・・・稲穂のように、花が群がってつくこと。



ほおずき(学名:Physalis alkekengi var.franchetii)

 東南アジア原産、ナス科ホオズキ属の草本。
主に観賞用であり、この写真もアパートの大家さんが栽培しているものである。食用として栽培されることもある。
6〜7月ごろに黄色い花を咲かせる。写真に写っているオレンジ色の袋の中に実がある。
名前の由来は頬を鳴らして遊ぶ様子から、「頬突き」と付けられたとされている。鬼灯とも書く。


いちじく(学名:Ficus caricaL.)

 クワ科イチジク属の木本。葉は互生。主に食用として栽培されている。
漢字で「無花果」と書くため、花が無いと思われがちだが、実の中でしっかりと花は咲く。この写真を撮ったのは7月中旬だが、すで に緑色の実をつけている。食用のいちじくとして出回るのは8月から10月頃までである。
また、実家のいちじくの木はシーズンが終わると、葉や枝の部分を切り落として太い幹だけにしてしまう。しかし次年度にはちゃんと 枝葉を伸ばし、たくさんの実をつける。


おにゆり(学名:Lilium lancifoliumThunb.)

 ユリ科ユリ属の草本。高さは1メートル以上にもなる。葉は披針形で互生する。花は7月から8月に咲く。花弁はオレンジ色で非常 に反り返り、黒い斑点が存在している。また、花としては珍しく下を向いている。
写真のおにゆりには、養分をためた小さな黒い塊である「むかご」が葉の付け根についていた。近縁種のこおにゆりにはむかごが付い ていない。


シソ(学名:Perilla frutescens var.crispa)

 シソ科シソ属の草本。ヒマラヤや中国が原産。葉は対生で鋸歯。
紫色の小さな花を咲かせるが、シソの葉を収穫することが目的の場合はこの花を摘まなければならない。収穫期は7月から10月と長 い。


ティフトン芝(交雑種)

 バミューダグラスとアフリカンバミューダグラスとの交雑種。踏圧に強いので、ゴルフ場・競技場でよく使われている。写真は阪神 甲子園球場の芝生であり、甲子園球場でもティフトン芝が使われている。
暖地型の西洋芝であり、夏に成長し冬に休眠する。繁殖力が非常に強いため、成長期には芝刈りが必要である。































































































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