オオイヌノフグリ(オオバコ科クワガタソウ属) 花期 3~5月 分布 ユーラシア・アフリカ原産 漢字では大犬の陰襄と書く。葉は茎の下部では対生、上部では互生、羽状広楕円形で鋸歯。現在では多くの人が知っている花であるが、明治の中ごろに気づかれ たのが始まりである。 |
ゼニアオイ(アオイ科ゼニアオイ属) 花期 6~8月 分布 ヨーロッパ原産 漢字では銭葵と書き、花の形を一文銭に見立てたものをいう。葉は互生で掌状に浅く五つから七つくらいに裂けていて鋸歯。日本には江戸時代に観賞用として渡 来し、今では野生化しているものもある。全学教育機構の人目に付きにくい場所に生育していた。とてもきれいな花であった。 |
ツルマンネングサ(ベンケイソウ科マンネングサ属) 花期 6~7月 分布 朝鮮半島・中国東北部原産 漢字では蔓万年草と書く。葉は狭楕円形または倒披針形。花茎の葉が三個ずつ輪生し茎が赤みを帯びるのが特徴。日本では古くから帰化していたと考えられ、現 在では都市近郊に多く、河原や石垣などにもみられる。 |
ドウダンツツジ(ツツジ科ドウダンツツジ属) 花期 4~5月 原産地 日本 漢字では灯台躑躅と書く。葉はひし形に近い。乾燥に弱く、本州、四国、九州の温暖な地域に生育するが、自生地は少ない。ドウダンの意味は、枝分かれしてい る様子が、昔、夜間の明かりに用いた灯台の脚部に似ていて、トウダイが転じてドウダンになった。 |
マツバギク(ハマミズナ科マツバギク属) 花期 4~6月 分布 南アフリカ原産 漢字では松葉菊と書く。葉は対生である。高温や乾燥に強い。朝に花が開き、夕方に花が閉じる。また、春から夏にかけて開花を繰り返す。路地の花壇や石垣な どに生育している。きれいな花であるので皆さんにもぜひ見つけてもらいたい。 |
ミツマタ(ジンチョウゲ科ミツマタ属) 花期 3~4月 分布 中国中南部・ヒマラヤ原産 漢字では三椏と書く。ミツマタはその枝が必ず三つに分岐する特徴がある。皮は和紙の原料として重要で、日本ではお札に使用されている。 |