身近な花たち 医学部医学科 15M0120G 和田周夏 よく見かけるけれど、詳しいことは知らなかった 花について調べました。 |
|
カラスノエンドウ 【マメ科 ソラマメ属】 葉は互生で羽状複葉 8~16の小葉があり、先の方の1~3つは 3つに分岐したつるになっている。 花は3月~6月に咲く。 紅紫色でチョウのような形をしている。 別名ヤハズエンドウ。 豆果が黒く熟すためカラスの名がついた。 実がねじれるように爆ぜることで種子を飛ばす 食用にもなる。若芽をてんぷらにすると美味 |
ツユクサ 【ツユクサ科 ツユクサ属】 葉は互生で卵状披針形 花は6月~9月に咲く。 花びらは三枚で、大きい青色のものが2枚、 小さく白色のものが1枚。 アサガオと同様朝に咲き、昼にはしぼむ。 高さは15~50cmで、自立せず地面を這う。 花の青い色素は色が落ちやすいので、 染物の下絵を描く絵具として使われた。 草全体を乾燥させ下痢止めとしても使用 |
ハルジオン 【キク科 ムカシヨモギ属】 下部の葉は長楕円形またはヘラ型 花は5月~7月に咲く。 舌状花で、昔は紅紫色に近いものが多かったと 言われるが、現在は白に近いものが多い。 ヒメジョオンとよく似ているが、 ハルジオンの茎が中空なのに対しヒメジョオンは 詰まっていて、花もヒメジョオンは筒状花である 花の時期もハルジオンの方が早く、短い。 |
オオイヌノフグリ【オオバコ科クワガタソウ属】 葉は下部が対生、上部が互生 卵状広楕円形楕円形で鋸歯がある。 花は、花弁が4枚で瑠璃色 3月~5月に咲く。 イヌノフグリは果実が雄犬の陰嚢に似ていることから 名付けられたが、オオイヌノフグリはイヌノフグリに似て それよりも大きいことから名付けられた。 そのため、果実はハート形。 |
クサノオウ 【ケシ科 クサノオウ属】 葉は互生。1,2回羽状に裂ける。 花は直径2cmで鮮黄色。 4~7月に咲く。 高さは30~80cmで越年草。 ケシ科なので茎や葉から出る黄色の乳液は 有害でかぶれの原因となるが、鎮痛作用も あり、薬として使われた。 |
カタバミ 【カタバミ科 カタバミ属】 葉はハート形の3つの小葉をつける。 花は黄色で、夜になると閉じる。 種子は自動散布。弾き飛ばすことでばらまく 茎や葉にシュウ酸を含み、酸味がある。 昔は仏具や鏡を磨くのに使われた。 |