農学部農学生命科学科動物資源生命科学コース
赤松あかり
someiyoshino
ソ メイヨシノ prunus×yedoensis matsumura バラ科
落葉高木である。樹高は7〜15m、一般的に胸高直径は
20〜50cmだが、80cmになることもある。葉の表面は濃緑色で無毛またはわずかに毛が散生する。葉の裏面は淡緑色で毛は葉脈上にある。花は3月下旬 〜4月上旬に咲く。オオシマザクラと エドヒガンの雑種で、鑑賞木として植栽される。
katura
カツラ Cercidiphyllum japonicum Sieb.et Zucc カツラ科
落葉高木である。樹高は25〜30m、胸高直径は50〜80cmで、時に2mにもなる。葉縁は細かい波状の鋸歯があり、葉先は円頭となり、かまぼこの形に 似ている。北海道・本州・四国・九州の山地帯の沢筋に生えるよく生えている。                                                             
margaret
マーガレット Argyranthemum frutescens(L)Sch.Bip
3-7月に花をつける。白色の一重咲きが普通であるが、黄色やピンクのもの、八重咲き、丁字咲きのものもある。宿根草であるが、日本では温暖地でないと越 冬できない。何年も越冬できて大株になってくると茎が木質化し、低木のようになる。繁殖は挿し芽による。


ハルジオン E.philadelphicus 別名ハルジョオン キク科
ヒメジョオンとの対比から、ハルジョオンと呼ばれることが多い。北アメリカ原産の多年草。大正時代に園芸植物として渡来した。つまり、外来種である。頭花 は直径2〜2.5cmで、つぼみの時は花序全体がうなだれている。ヒメジョオンと非常によく似ている。茎を切ってみて茎が中空の場合はハルジオンである。

セイヨウタンポポ T.officinale キク科
ヨーロッパ原産の多年草である。葉の裂け方は変化が多く、一定していない。頭花は直径3.5〜5cmで、総苞外片がつぼみの頃から反り返っているものが特 徴である。北海道のものは葉が厚く、花も大きい。花期は3〜9月である。


カラスノエンドウ V.sativa ssp.nigra マメ科
豆果が黒く熟すのをカラスに、別名は小葉の形を矢筈にたとえたものという。道端や畑、野原など、日当たりのよいところに普通に見られるつる性の越年草であ る。葉は8〜16個の小葉からなり、先の方の1〜3個の小葉は普通3分岐した巻きひげになる。花期は3〜6月である。

フゲンゾウ(普賢象) cerasus×lannesiana carriere バラ科サクラ属
八重桜に分類される。八重桜は八重咲きになるサクラの総称であり、ヤマザクラやサトザクラより変化したものでボタン桜とも呼ばれる。フゲンゾウはサトザク ラ群の園芸品種の桜である。四月の下旬に最盛期を迎える。

オオイヌノフグリ V.persica オオバコ科
畑や道端、石垣の間などにみられる二年草である。茎は下部では対生、上部では互生し、長さ、幅とも0.6〜1cmの卵円形で4〜8個の鋸歯がある。淡紅白 色に紅紫色のすじのある直径3〜4mmの小さな花を一個つける。本州・四国・九州・沖縄にみられる。花期は3〜4月である。

レッドロビンPhotinia×fraseri Dres.‘Red robin’バラ科
常緑小高木である。樹高は3〜6mになり、葉は単葉で互生する。葉の表面は濃緑色、裏面は淡緑色で、表裏面ともに無毛である。花は5〜6月に咲き、新葉は 紅色になる。日本では最近、生垣などに植栽される。人工交配されてできた。

ザクロ Punica granatum L. ザクロ科
落葉小高木である。樹高は5〜6mになる。葉は単葉で長枝に対生し、短枝に束生する。葉身は倒卵状長楕円形で、長さ2〜5cm、幅は1〜1.8cmであ る。葉の表面は濃緑色で光沢があり、裏面は緑色である。小アジア地方原産で、日本では庭園に植栽される。

ヨモギ A.indica var.maximowiczii キク科
山野に普通に生える高さ0.5〜1.2mの多年草である。地下茎を伸ばして増える。根生葉や下部の葉は花の頃は枯れる。表面は緑色で、裏面は綿毛が密生し て灰白色である。頭花は直径1.5mm、長さ約3mmの長楕円上鐘形である。花期は9〜10月で、本州・四国・九州・沖縄・小笠原諸島に分布する。

モミ Abies firma Sieb.et Zucc マツ科
常緑高木である。樹高は30〜40mで胸高直径は1〜1.5mである。葉は線形で互生し、長さ2〜3.5cm、幅2〜3.5mmである。横断面は扁平で若 木の裏面は二条の白色気孔線がある。花は5月に咲き、球果は円柱形で、長さ10〜15cm、径3〜5cmである。本州(青森県を除く)・四国・九州の山地 帯下部に自生する。




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