農学部農学生命科学科動物資源生命科学コース 16A2018B 竹内茅乃 |
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植物生態学ゼミ〜身近な植物たち〜 | |
ザクロ ザクロ科の落葉小高木。葉は単葉で長枝に対生し、 短枝に束生する。上の写真は信州大学内で撮ったも の。改めてしっかり観察すると、やはりしみじみ思った。 タコさんウインナーに似ていると。ペルシア地方原産 であり、果実の外種皮を食用に、樹皮を駆虫薬に用 いるらしい。 |
ツツジ こちらは品種改良したもの。詳細はよく分から ない。ツツジは園芸品種が多く、プロでも何か分 からないものが多数ある。ツツジはツツジ科ツツ ジ属の低木〜小高木で、日本には40〜50種ある。 野生のツツジは九群に分けられ、形態も様々。細 工物として用いられたりする。こちらも信州大学で 撮った。 |
コデマリ バラ科の落葉低木。葉は互生し、縁の上半部に鋸歯 がある。花が半球形に集まり一つになっているように見 えるのが特徴。これを、散房花序というらしい。個人的 に可愛らしくて好きな花である。中国中部の原産であり、 繁殖は挿木、株分けによる。半日陰でよく育つ。こちら は、自然史・博物学ゼミで信州大学で撮ったもの。 |
フゲンゾウ サトザクラの栽培品種である。淡い紅色の八重 の花が特徴。フゲンゾウという名前の由来は、お しべが普賢菩薩の乗る象の鼻に似ているためだ そう。サトザクラは、オオシマザクラに由来する桜 の園芸品種の総称である。八重咲きなのが特徴 で、白や黄、紅色など多くの品種がある。 |
ハルジオン 別名ハルジョオン。キク科ムカシヨモギ属の多年草。 北アメリカ原産である。ヒメジョオンと似ているが、ヒメ ジョオンの方が開花が遅い。葉が茎を抱いており、茎 が中空になっている。一度生えたらなかなかしぶとくて 雑草として扱われる。全体に軟毛が生えている。ヒメジョ オンと迷ったら茎を切ってみよう。ヒメジョオンは中が詰 まっている。こちらも信州大学で撮ったもの。 |
オッタチカタバミ カタバミ科カタバミ属の多年草。カタバミと違って、 地下茎は水平に伸びるがそこから縦に立つため、 この名がついている。葉や茎はカタバミに似ていて 花弁五枚の合弁花である。北アメリカ原産である。 自分は果実を触って種を爆発させてよく遊んでいた。 よく雑草として扱われている。クローバーの仲間で はない。こちらも信州大学で撮ったもの。 |
ハナショウブ アヤメ科アヤメ属の多年草。ハナショウブのことを アヤメと呼ぶこともある。ノハナショウブの園芸品種 であり、花の中央に淡黄色の斑紋があるのが特徴。 アヤメやカキツバタと似ている。湿地や草地に群生 している。ショウブという名がついているが、ショウブ 科ではない。古くから愛好されており、アヤメ科の花 はよく歌に詠まれていた。こちらも信州大学で撮った もの。 |
ムラサキツメクサ 別名アカツメクサ。マメ科シャジクソウ属のヨーロ ッパ原産の多年草。オランダからガラス器を送って きたときに、壊れないように乾燥したシロツメクサを 詰めたことが、シロツメクサの名前の由来でムラサ キツメクサはその仲間。一つの花に見えるのは、小 さな蝶形花が集まったもの。花はシロツメクサより大 きい。小さい頃、花をついばんで蜜を吸っていたのが 懐かしい。こちらはこまくさ寮で撮ったもの。 |