農学部植物資源科学コース 16A3001C 赤堀真子

松本キャンパス周辺・アルプス公園周辺に生育していた植物を紹介します。



ホタルブクロ(キキョウ科ホタルブクロ属)

山野や丘陵に生える、高さ40~80pの多年草。 葉は互生し、鋸歯がある。茎の上部に4~5pの大きな鐘型の花をつける。 ぶら下がって咲く花を提灯に見立てて、火垂(提灯の古語)の名前をつけたという説もある。

ニワゼキショウ(アヤメ科ニワゼキショウ属)

北アメリカ原産の多年草で各地に広く帰化している。 日当たりの良い芝生や道ばたなどに生え、高さ10~20pになる。 花被片は紫色・白紫色で濃い色のすじがある。 葉がセキショウに似ていることから、この名がついた。

 

キジムシロ(バラ科キジムシロ属)

山野に見られる。高さ5~30pの多年草。全体に粗い毛がある。 葉は5~9個の小葉を持つ奇数羽状複葉。 丸く広がった株をキジの座るむしろに見立てたともいわれている。     

サオトメカズラ(アカネ科ヘクソカズラ属)

日当たりの良い藪や草地・土手などに見られる。 茎を他の植物に巻き付けて成長する。葉は互生し、楕円形または細長い卵形で先は尖る。 サオトメカズラは早乙女葛と表記し、花の姿を早乙女のかぶる笠に見立てたもの。

タチアオイ(アオイ科ビロードアオイ属)

古くから観賞用に植えられ、高さは2~3m。花は下から順に咲き上がる。 茎が真っ直ぐ高く立つことからこの名がついた。

トウダイグサ(トウダイグサ科トウダイグサ属)

日当たりの良い畑や道ばたなどに生える、高さ20~40pの越年草。 葉は互生。茎の先にやや大型の葉を5個輪生し、それぞれに2~3個の杯状花序がつく。

サルスベリ(ミソハギ科サルスベリ属)

落葉小高木で、樹高は3~7m。葉は単葉で、対生または互生する。 中国原産で、庭園などに広く植栽される。 猿が登ろうとしても、滑ってしまいそうな樹皮をしていることからこの名前が付いた。































































































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