16A3033A 農学部農学生命化学部植物資源 化学コース  林響子

松本キャンバ スのかわいい植物たち
  


信州大学松本キャンバスにあるかわいらしい植物を私の独断と偏見で
選んでみました。マルバハッカとカツラのような丸い葉がお気に入りです。

アヤメ(アヤメ科)
形 と花の色がかわいらしい花。

松本キャンバスのあづみホールと人文棟の間で見ることができる。
花期は5月から7月。菖蒲と書いて「あやめ」と読むがそれはこのアヤメでは無く、ショウブ科のショウブである。
ア ヤメ科の花は特徴的で大きい花びらのようなものを外花被片といい内側にある小さな花びらを内花被片という。内花被片の下にめしべがある。
アヤメは外花被片に特徴的な文目模様(あやめもよう)がある。
同じアヤメ科にノハナショウブやカツキバタなどの紫の花が存在するが外花被片の模様で判断することができる。

ビ ロードモウズイカ(ゴマノハグサ科)
た くさんついた総状花序が特徴的でかわいらしい。

松本キャンバスの共通教育棟の南側で見ることができるが荒れ地などに行ってもみることができる。
地中海沿岸原産の外来種で大きさは1m〜2mになる。
全体的にビロードのような毛で覆われているためこの名がついた。また、葉はロゼットで茎に流れた葉の付き方をしている。

カツラ(カツラ科)
丸 い葉がかわいらしい樹木。

松本キャンバスの人文棟とあづみホールの間で見ることができるが割とどこでも見ることができる。
丸い葉はよくみるとかまぼこ状の鋸歯で広卵円形である。葉の付き方は対生単葉。また、落葉樹である。
陽樹であるため明るいところを好む。幹に近い方が葉が大きい。

マルバハッカ(シソ科)
私 が一番好きな植物。丸い葉のかわいらしさと模様と香りといった3つのポイントを持っている。

松本キャンバスの共通教育棟の南側で見ることができる。野生化しているためどこでも見ることができる。ヨーロッパ原産の外来種であり多年草。
葉が茎を抱いた葉の付き方をする。茎は四角く、毛で覆われている。
ハッカの良い香りがするためにおいを抽出して虫除けにつかうこともある。
日本原産のハッカは葉が丸くない。

ヤエザクラ(バラ科)
ふ わふわしていてかわいい。

松本キャンバスの共通教育棟から旭会館をつなぐ道でみられるが公園などでもみることができる。
人工種で種を作らない普賢草。バラ科は一般的に花びらが5枚だが人工種なので花びらがたくさんありたくさん重なっていることから八重とよばれている。
また、めしべが元々葉っぱであったため葉を葉脈で二つ折りにしたような形をしている。
葉の付き方は互生の重鋸歯。

桜にはいろいろな種類があり、有名なものにソメイヨシノとヤエザクラがあるが両方とも人工種である。

ユリノキ(モクレン科)
樹 木のくせにチューリップみたいな花をさかせる。かわいい。

松本キャンバスの人文棟とあづみホールの間で見ることができる。日本では街路樹として見られる。北アメリカ原産の外来種。
葉がはんてんに似ていることからはんてん木とも呼ばれる。葉の付き方は単葉互生で大きさは6〜18cmで葉脈に毛が生えている。落葉樹。
先ほど述べたとおりチューリップのような花を咲かせるためにチューリップツリーなどとよばれることもある。またがくが3枚であることもチューリップとよく 似ている。チューリップは平行脈の葉を持つがユリノキは樹木であるため平行脈ではないことに注意。

ア ツバキミガヨラン(キジカクシ科)
かわいらしい花に対し太い茎のギャップがかわいい。

松本キャンバスの共通教育棟の南側のビニールハウス周辺で見ることができる。北アメリカ原産の外来種。
元々ユリ科だったがキジカクシ科になった。そのため花の構造がチューリップと似ている。ユリ科はがくが花びらのように進化したため花びらが6枚に見える。 がくを内花被片、花びらを外花被片と呼ぶ。元々ユリ科だったことから葉も丙鉱脈をもつ単子葉類の仲間である。
太い茎はアスパラガスに似ている。実はアスパラガスの仲間でユッカともいう。




































































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