ニレ科 落葉高木。江戸時代、一里塚に植えられた。葉は互生し、側脈が左右非対称であるのが特徴。鋸歯は葉の上半分にだけある。実は赤く色づく。種子は鳥によって 散布される。 |
ユ
リノキ
モクレン科 北アメリカ原産の落葉高木。葉の形がはんてんに似ていることから、はんてんの木とも呼ばれる。葉には光沢がある。5〜6月にチューリップに似た花を咲かせ る。 |
ツバキ科 落葉高木。別名シャラノキ。樹皮が薄くはがれた姿が特徴的。葉は互生し、葉の裏には長毛が散生する。葉の縁には低い鋸歯がある。6〜7月に花を咲かせる。 |
ナナカマド
バラ科 落葉高木。7度かまどに入れても燃え残ることからその名が付いたとされている。葉は奇数羽状複葉で互生し、鋸歯または重鋸歯がある。実は赤く色づく。 |
カエデ科 落葉小高木。葉は対生し、重鋸歯がある。翼がついており、種子は回転しながら落ちる。そのため地面に着くまでに時間がかかり、風が吹くとより遠くまで運ば れやすい。 |
シナノキ
シナノキ科 落葉高木。数年に一度だけ他のシナノキと共に一斉に実を付ける。葉の基部から掌状脈がでる。翼がついており、種子は風や水によって散布される。 |
ヤマボウシ ミズキ科 落葉高木または小高木。葉は対生し、全縁または波状の鋸歯がある。葉先は鋭く尖る。実は赤く色づき、垂れる。 |
アセビ
ツツジ科 常緑低木。葉は互生し、表面には光沢がある。ほぼ全縁。葉は枝先に集中する。4〜5月に白い花を咲かせる。 |
イネ科 エノコログサ属 1年草。別名ネコジャラシ、漢名は狗尾草。花序が紫褐色を帯びるムラサキエノコログサ、高さが1〜1.2メートルになるオオエノコログサなど、多くの仲間 が存在する。 |
ムラサキツメクサ マメ科 シャジクソウ属 ヨーロッパ原産の多年草。別名アカツメクサ。牧草として渡来し、現在は野生化している。シロツメクサとは異なり茎は直立する。一つの花のように見えるの は、数十個の紅紫色の花が球状に集まったもの。 |
ゼニアオイ アオイ科 ゼニアオイ属 ヨーロッパ原産。花の形を銭になぞらえてその名が付けられた。葉は掌状。淡
紫色の花には濃紫色のすじがある。
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タチアオイ
アオイ科 ビロードアオイ属 小アジア・中国原産の多年草。茎が高く立つことからその名が付いた。花は下
の方から次々と咲いていく。花の色は白色、淡紅色、濃紅色などがある。
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ヘクソカズラ アカネ科 ヘクソカズラ属 つる性の多年草。花を揉んだり潰したりするとその名が付いた理由が分かる。
葉は対生し、内側が紅紫色の鐘形の花を咲かせる。果実は霜焼けの薬として使われてきた。
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ヒルガオ ヒルガオ科 ヒルガオ属 つる性の多年草。昼間に花が咲くことからその名が付いた。葉は互生し、
6〜8月に淡紅色の花を咲かせる。地中に地下茎をのばすことで増える。
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キク科 ムカシヨモギ属 北アメリカ原産の1〜2年草。葉は互生し、粗い鋸歯がある。6〜10月に白
あるいは淡紫色を帯びた花を枝先に多数咲かせる。似た種にハルジオンがある。茎が中空で、葉が茎を抱いている方がハルジオンである。花期はヒメジョオンの
方がやや遅い。
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アツバキミガヨラン
キジカクシ科 ユッカ属 花弁は内花皮片3枚と外花皮片3枚の計6枚で、元はユリ科に分類されていた。アスパラガスの仲間であり、茎がアスパラガスに似ている。 |