農学部 森林環境共生学コース 16A4029J 中川太人 松本キャンパスの樹木たち |
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フゲンゾウ;里桜のかなり古い園芸品種である。この品種はバラ科共通の「花びら五枚」ではなく、多弁であ
る。 |
アカマツ;常緑高木、樹高30〜40m 幹がはがれると赤っぽい肌が露出する。若いとこの現象は起こらな
い。似た種にクロマツがあげられるが葉が堅く突き刺すと痛い方がクロマツ、痛くないのがアカマツである。 葉の断面はかまぼこの形である。 |
カナメモチ;常緑小高木、樹高5〜10mバラ科 写真の品種はレッドロビンである。葉は単葉で互生で鋸歯
である。赤い葉は今年のもの、緑色の葉は去年のものである。カナメモチも多少は色が赤くなるがレッドロビンまでとはいかない。 |
キャラボク;常緑低木、イチイ科 イチイ自体は10mほどに成長するがこのキャラボクは1mにも満たない
かわいいサイズである。枝を囲むようにびっしり葉をつける。葉は握っても痛くなく、秋には赤い実がなる。 |
カツラ;落葉高木、樹高25〜30mカツラ科 葉は単葉で対生またはやや互生でかまぼこ状の鋸歯。上高地
でも見られる。大きく成長するので囲碁盤に使われることも。陽樹であるため葉は幹に近い方から開いていき、日が当たる環境ならばその先の葉も開いていく。
従って枝の根本の歯のほうが大きい。 |
ラクウショウ;落葉高木、樹高25〜50mスギ科 葉が左右非対称についている。らせん状。湿地によく生
えるがその環境では根が地中で呼吸できないため気根が地面から伸びている。新宿御苑で見ることができる。 |
メタセコイア;落葉高木、樹高25〜30m 葉は羽状複葉で葉が平べったく枝から左右対称に生えている点
がラクウショウと違うところである。またメタセコイアは湿地には生えないので気根も発達していない。 |