教育学部 現代教育コース
黒澤奈央

好きな植物の紹介





ワスレナグサ/ムラサキ科 ワスレナグサ属
英名はforget me not
ヨーロッパ原産の多年草
湿ったところに多い。
〈伝説〉
ドナウ川の岸辺に咲いていたこの花を恋人に摘んであげようとして足を滑らせ川に落ちてしまった男の人が濁流にのみこまれる前に恋人にこの花を投げ、 「Forget me not !」と叫んだというもの。

すごく切ない伝説です。青くて可憐でとてもかわいらしい花が咲くので大好きです。
写真は左が実家の庭のもの、右は安曇野の大王わさび農場に咲いていたもの。







ヒマワリ/キク科 ヒマワリ属
北アメリカ原産の一年草
大きなものは高さ3mくらいまで成長する。
花弁は大きな1つの花のように見えるが,実際は多数の花が集まって一つの花のように見せている頭状花序というつくりになっている。これはキク科にみられる 特徴で外輪の黄色い花びらを付けた花が舌状花、内側の花びらがない花が筒状花である。
世界史で習ったギリシャ神話で、太陽神アポロンに恋した女の子がずーっと見上げているうち、足は茎になり根を下ろし顔は花になってしまった、という切ない 物語を習いました。
でも、太陽みたいにまぶしくて見ているだけで元気になる夏のギラギラの太陽がよく似合う明るい花です。



レブチア属のサボテン
南米の多年草
株が小型で多くの花を連続して咲かせるサボテン
棘は触っても痛くなく、扱いやすい。
サボテンの形態は茎が筒または球状で葉は針になっていたり退化してなくなったりしている。
棘は動物の食害から身を守るため、とれた植物の一部が動物に運ばれて繁殖できるようにするため、表面積を増やし空気中の水分を集めて凝結させるのに使った りと様々な役割を果たしている。進化のたまものである。

これは、伊豆のシャボテン公園でゴールデンウィークにとったものです。
ふわふわの棘に、丸いフォルム、に鮮やかな花がとても愛らしいです。すごくかわいくて、癒されました。
他にも、熱帯の珍しい植物がたくさんあってすごく楽しかったです。
家でも育てたいです。




ミニトマト/ナス科ナス属
南アメリカのアンデス山脈高山地帯原産の多年生植物

ずっと一年草だと思っていました。
トマトはみずみずしくてとてもおいしいので大好きで、今でもベランダで育てています。
水をあげないと元気がなくなりますが、少々しおれていても水をあげればぴんぴんに元気になる力強い植物です。
夏に向け、おいしいトマトが食べられるのが楽しみです。





アザミ/キク科アザミ属
葉も花もトゲトゲである。
スコットランドの国花
昔、ヴァイキングたちが夜の闇に紛れてスコットランドのお城を襲撃しようと裸足で身をひそめていた。しかしアザミの葉を踏んで痛さのあまり大声を出してし まった。その声のおかげでスコットランドはヴァイキングの存在に気付き、城を守りきれたというもの。
本当にそばを通っただけで痛い。
新芽は天ぷらにするともちもちしておいしい。
根も漬物にして食べてもおいしい。
種は、幻の動物’ケサランパサラン’にそっくりである。ほわほわと空を飛ぶ姿はとてもかわいい。風散布型種子。
写真は通学路でとりました。




タチアオイ/アオイ科ビロードアオイ属
中国またはトルコ〜ヨーロッパ原産の宿根性の多年草または一年草
古来、薬用として輸入されたが花がきれいなため、園芸種として広く普及した。
花びらがハート形でみずみずしい質感。
この花がてっぺんまで咲くと梅雨が明けるという季節感たっぷりの花でてっぺんまで咲いた姿は夏の空によくはえる。ジブリ映画となりのトトロでも、梅雨の場 面で登場する。



ギンリョウソウ/ツツジ科シャクゾウショウ亜種ギンリョウソウ属
腐生植物でとても有名。
半透明でガラス細工のような見た目の通り葉緑体を持っていない。そのため死んだ動物から栄養をもらって生きていていると考えられており、別名はユウレイダ ケ。
しかし、最近は菌類と共生し、モノポロイド根菌を作ってそこから栄養を得ていると分かってきた。
地下茎と太く絡まりあった根からなり、4〜8月に花茎を出し、透けた白色の花を一つ咲かせる。花が終わると黒く変色し液果をつける。それ以外は地中の中で 生活している。
葉には鱗片状の葉を多数つけるが、それも竜のようで銀竜草とよばれる所以である。

これは、志賀高原で撮った写真です。ガラス細工のような竜の頭が、にょっきりたくさん生えていて、見つけただけでテンションが上がりました。
長さ15センチほどで初めはなかなか見つけられませんでしたが、一つ見つければどんどん見つかります。密集して10個くらい咲いているところはムーミンに 出てくるニョロニョロのようです






ヤドリギ/ビャクダン科ヤドリギ属
ヨーロッパおよび南アジア原産
半規制の灌木で樹木の枝の上に生育する。
葉は皮のような質感で2〜8センチメートル
花は黄緑色
実は白または黄色で、食べられる。

木の上のまりものようで、はじめは鳥の巣かと思ったので植物と聞いて驚きました。
丸くてかわいくて、見たらいいことがありそうな気がします。
写真は乗鞍高原でとったもの。
日本のヤドリギは西洋ヤドリギの亜種










































































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