ヤマザクラ(バラ科) 落葉高木、葉は単葉で互生 虫媒花だが、葉が先に咲くため花が葉に隠れてしまう。そこで花を大きくすることで虫に発見されやすくしている。 写真左(4月8日)から一週間後が写真中央(4月15日)、二ヶ月後が写真右(7月8日)。葉が大きくなり鋸歯がはっきりと観察できる。 |
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エドヒガン(バラ科) 落葉高木、葉は単葉で互生 開花時期がはやく、松本キャンパスにも多く植えられている。 虫媒花だが、先に花を咲かせ、花が葉に隠れる心配がないため花は小さ い。(ヤマザクラと対極な品種である) 写真左(4月8日)から一週間後が写真中央(4月15日)多くの花がし ぼみ、葉が増えている。 さらに5日後(4月20日)すっかり葉のみになっている。 |
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ソメイヨシノ(バ ラ科) 落葉高木、葉は単葉で互生 花が先に咲き、かつ花の大きさは大きい。この特徴は自然のものでなく観 賞用にオオシマザクラとエドヒガンを人工交配したものである。 不稔性で接ぎ木が必要 |
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フゲンゾウ(バラ科) フゲンゾウの名前の由来はインドの普賢菩薩から ヤエザクラの仲間であり、バラ科は花びら五枚・ガク五枚を基本とする が、ヤエザクラは多数の花びら・ガク五枚である。 人工交配品種で、めしべが退化し葉となり本来の役割を果たせないため不 稔である。 写真左、花びらの中央にある2本のみどり色の部分が葉となっためしべで ある。 |
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カラスノエンドウ(マメ科ソラマメ属) 豆果が黒く熟すのをカラスにたとえられた名前 羽状複葉・互生、先端につる3本 |
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カスマグサ(マメ科ソラマメ属) カラスノエンドウとスズメノエンドウの中間の大きさであることから”カラスとスズメの間”という意味で名付けられた。 羽状複葉・互生、先端につる1本 |
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スズメノエンドウ(マメ科ソラマメ属) カラスノエンドウより大きさが小さいことからカラスに対しスズメと名付けられた。 羽状複葉・互生、先端につる3本 |
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ウマノチャヒキ(イネ科スズメノチャヒキ属) ヨーロッパ原産、1〜2年草、互生 風媒花であるため、花は一番上の先端につける 細かい毛が沢山生えている |
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クサノオウ(ケシ科クサノオウ属) 花は黄色く、葉は羽状に切れ込みがある 豆のような細いさやがあり、中に種子がある 茎を切ると黄色の乳液がでるが、これは有毒である。 |
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ナギナタガヤ(イネ科ナギナタガヤ属) 地中海沿岸原産、1〜2年草 別名ネズミノシッポ 明治初期に入り現在では海辺や河原にとくに多く生えている |
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ケヤキ(ニレ科) 落葉高木、葉は単葉で二列互生・鋸歯 風散布種子、翼は落下速度を低下させるはたらきをもつ 葉の付け根に種子がついている |
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カツラ(カツラ科) 落葉高木、葉は単葉で対生・広卵円形 陽樹植物である。葉が広がっていき影ができてしまうと光合成ができない ため、根や幹に近いところから葉を出す。また、枝を伸ばしていくが、先端になるほ ど葉は小さくなる。 |
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アヤメ(アヤメ科アヤメ属) 外花被片に黄色い網状の模様があり、これは同じアヤメ属のカキツバタや ノハナショウブには見られない。 花期5月〜7月 写真右、外花被片の上にある花柱の裏におしべがついている。 |
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アツバキミガヨラン(キジカクシ科)(もともとユリ科に属していた) 花は白く、内花被片3枚・外花被片3枚 葉の縁に毛が沢山生えている 茎はアスパラガス(キジカクシ科)にそっくりである |
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ザクロ(ザクロ科) 落葉小高木、葉は単葉で長枝に対生・短枝に束生 トルコ原産、シルクロードを渡ってきた 食用として育てるためには摘花をし、甘みが分散しないようにする必要が ある。 |
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サルスベリ(ミソハギ科) 落葉小高木、葉は単葉で対生または価対生か互生 中国原産、日本では庭園用に多く植栽される 幹が傾いていて、幹肌はスベスベしている |
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