植物生態学ゼミ
繊維学部 応用生物科学科 16f4044g 前田陽香 松本キャンパスの植物

信州大学松本キャンパス内の植物を紹介します。


ヤマモミジ(カエデ科)
本州(日本海側)の山地帯に生える。樹高5〜10m、胸高直径10〜30p。葉は単葉で対生する。葉身は長五角形で、各裂片には 大きな重鋸歯がある。種子は風散布種子で、種子でブーメランの羽みたいな翼という部分が風を受け、落下する。


シナノキ(シナノキ科)
日本の山地帯に生える。樹高20〜30m、胸高直径50〜60p。葉身は歪んだ円心形または広卵形。花は「垂れ年」と呼ばれる何 年かに一度の年に咲く。理由は、開花させるのに膨大なエネルギーを使うなど、諸説ある。


ゼニアオイ(ゼニアオイ属)
ヨーロッパ原産。花の形が銭に似ているので、ゼニアオイと言う。江戸時代に渡来し、観賞用として楽しまれた。似ている種に虫よけ として使われる、マルバハッカがある。




ビロードモウズイカ(モウズイカ属)
地中海沿岸原産。名前の由来は、全体をビロードのような灰白色の毛で覆われ、雄しべの花糸に白い毛が多いことから。河原や荒れ 地、線路の脇などに生え、全長1〜2mになる。茎の先に長さ20〜50pの総状花序を出し、黄色い花を密につける。
ユリノキ(モクレン科)
北アメリカ原産。樹高20〜30m、胸高直径50〜100p。葉は単葉で互生する。葉身は、はんてんに似ている。
葉の表面は緑色で光沢があり、無毛。裏面は灰白緑色で、葉脈上に毛がある。枝の先端にチューリップに似た花をつけるので「チュー リップフラワー」とも呼ばれている。





























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