植物生態学ゼミ レポート
16M1217B 医学部保健学科 杉本茉優
大学と実家の植物

松本キャンパス内の植物と、実家にある個性的な観葉植物について調べました。
〜松本キャンパスにて〜



ヒルガオ
ヒルガオ科ヒルガオ属 つる性多年草
花が昼に咲くためこのような名前がついた。互生である。アサガオと違って観賞用に栽培されることは少ない。近縁植物として、葉や花が小さいコヒルガオがあ る。

イタドリ
タデ科ソバカズラ属 多年草 東アジア原産。
茎を折るとポコッと音が鳴り、食べると酸味があることから、スカンポという別名がついている。風散布種子。コンクリートやアスファルトを突き破るほどの強 靭な性質 を持つことから、世界の侵略的外来種ワースト100に指定されている。

エノコログサ
イネ科エノコログサ属 一年草
別名ネコジャラシ。花穂を狐の尻尾に見立てて、英語ではFox tail grass と呼ばれ、国によって様々なユーモアのある別名がついている。日当たりのよい道端や荒れ地などに普通に生える。小穂には緑色のまっすぐな剛毛が数個付き、 剛毛には上向きの微針があり、ざらざらしている。



ムラサキエノコログサ
イネ科エノコログサ属 一年草
形はエノコログサと同じだが、小穂の剛毛が紫褐色を帯びるため、先が紫褐色に見える。

タカトオコヒガンザクラ
バラ科サクラ属 落葉高木
信州大学中央図書館のリニューアルを記念して伊那市から寄贈された。伊那市の高遠城址公園以外では群生は見られない(寄贈されたものを除く)。コヒガンザ クラはエドヒガンとマメザクラの交雑種といわれる。花は5枚一重で色はソメイヨシノよりも濃い。春の早い時期に咲くため、葉よりも花を先につける。樹高は 5mほどと、樹木としては低い。

オオモミジ
カエデ科カエデ属 落葉高木
母種はイロハモミジ。イロハモミジよりも葉が大きいため、オオモミジと名がついた。葉の縁が細かい鋸歯であることと、葉が大きいことでイロハモミジと区別 することができる。
〜実家にて〜


ゼラニウム
フクロソウ科テンジクアオイ属(ペラルゴニウム属)
やや多肉質の茎をもち、乾燥には強い一方で湿気には弱い。湿度が適していれば一年中開花する。花は一重咲きから八重咲きまであり、星形やカップ状の小花が 多数集まって、長い茎の先端に付く。


ウォーター・マッシュルーム
セリ科チドメグサ属 ヨーロッパ原産
抽水植物である。葉がキノコにいていることからこの名がついた。初夏から秋にかけて白く小さな花を咲かせる。通常の葉は小さいが、根が多く張って茎が太く なると葉が5p以上になることもある。

グリーンネックレス 
キク科セネキオ属 アフリカ南部原産
和名は「緑の鈴」。観葉植物である。原産地は砂漠地帯であり雨がほとんど降らないという環境の中成長し、中に水分を蓄えることができるように、ボール状の 葉に進化したといわれている。


ルビーネックレス
キク科オトンナ属
グリーンネックレスの仲間。グリーンネックレスと同様に、乾燥に強いが過失に弱い。寒さにあたると赤色または紫色に紅葉する。


オロスタキス
ベンケイソウ科オロスタキス属
別名子持ち蓮華。多肉植物である。冬には地上部が枯れてしまうが、春になると再び芽を出す。夏は青いが、気温が下がってくると赤色または茶色になってく る。


アナベル
アジサイ科アジサイ属(ハイドランジア属) 北アメリカ東部原産 落葉低木
アメリカノリノキの原種から作出された園芸品種。純白の花が咲くのは6月〜7月であるが、蕾から咲き進むにつれて花の色が変化するのも特 徴の一つである。蕾の頃は緑色、花が咲くと純白、咲き進むと緑色、秋には茶色になる。 耐寒性、耐暑性が強く、北海道でも屋外での超冬が可能。








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