理学部理学科物質循環学コース
16S6014H 清水芙宇夏
信州大学松本キャンパス構内で見られる木々

レッドロビン Red robin バラ科

常緑高木樹
花期:5〜6月
葉は単葉で互生し、縁は細かい鋸歯。
野生種であるカナメモチとの交配種。
新芽が赤く色づく。
左の写真は4月、右は7月のレッドロビン。


トチノキ Aesculus turbinata トチノキ科

落葉高木
花期:5〜6月
葉は5〜7枚の小葉から成る掌状複葉で対生する。
葉の縁は、大きな鋸歯の合間に細かい鋸歯があり
重鋸歯と呼ばれる。
右の写真のような実が成る。この実にはサポニンという毒が含まれる。渋抜きをすると食用となる。


ヒイラギ Osmanthus heterophyllus モクセイ科

常緑高木樹
花期:10月
葉は単葉で対生。縁は、古い葉では全縁となり(写真左)、若い葉は大きな歯牙が見られる(写真右)。
若い葉に歯牙が出るのは、捕食する動物から身を守るためと考えられる。


ヤマモミジ Acer amoenum Carr.var.matsumurae 
                         カエデ科

落葉小高木
花期:5月
葉は単葉で対生する。縁は7〜9つに深く裂ける。
種子は風散布型。柄に対しY字型に翼がつき、その付け根に種子がある。翼によって回転するように落下し、滞空時間を長くする。



シナノキ Tilia japonica シナノキ科

落葉高木
花期:6〜7月
葉は単葉で互生する。縁は鋭く細かい鋸歯。
葉全体が、へこんだり出っ張ったりと歪んでいる。
風散布種子で、種子2,3個につき1枚の翼がある。
花は毎年咲くわけではなく、数年ごとに咲く。



モミ Abies firma Sieb. マツ科

常緑高木
花期:5月
葉は線形で互生する。若い木では葉の先端が鋭く2つに裂ける。
寿命が短いと言われ(150〜200年)、また大気汚染に弱い。



ザクロ Punica granatum L. ザクロ科

落葉小高木
花期:6〜7月
葉は単葉、長枝に対生し、短枝に束生する。縁は全縁で、枝に付いているときは葉は内側に丸まるようになっている。
原産は小アジア地方(アジアの西端、トルコの辺り)。
実は食用。




ウラジロモミ Abies homolepis Sieb. マツ科

常緑高木
花期:6月
葉は線形で互生する。葉の裏に白い筋が見られる。
標高1,500m 以下の地域に生育する。
枝が伸びるときの形がフラクタル(単純な形が繰り返され複雑な構造になる)。枝が3方向に伸び、その先にまた枝が伸びるという構造を繰り返す。
枝がブロック(うろこ)状になっている。


シラビソ Abies veitchii Lindley マツ科

常緑高木
花期:6月
葉は線形で互生する。
葉の裏の白い筋などウラジロモミに似るが、枝がブロック状ではない、標高が1,500m 以上の地域に生育するという違いがある。また葉がウラジロモミよりも整然と並ぶ。














































































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