工学部物質化学科
 台司修人
       大学とその周辺




ハルジオン(キク科)
  北アメリカ原産の多年草。茎はパイプ状になっており、全体に軟毛がある。葉は茎を抱くように耳たぶ状についている。5〜7月に花をつける。一度生える となかなかしぶとく、各地に雑草化している。


スギナ(トクサ科)
  シダ植物の一種。茎から伸びている緑色のものは葉ではなく枝。色からもわかるように、枝には葉緑体があり光合成をしている。葉は枝についている少しギ ザギザしているもの。シダ植物であるため、胞子持つが、栄養茎(スギナ本体)とは別に胞子体として生えてくる。スギナの胞子体をツクシと呼ぶ。ツクシは食 用にされることがある。
 また、スギナはよく繁茂し、根が深いため難防除雑草とされている。


ユリノキ(モクレン科)
  北アメリカ原産の落葉高木。5〜6月にチューリップに似た花をつける。葉は単葉で互生し、葉身ははんてんに似た形をしている。


キャラボク(イチイ科)
  常緑低木。イチイ科の変種で、イチイは本来高木になるが、キャラボクはずっと背が低い。葉は放射状に互生し、形は細く短い。秋になると赤い実をつける が、種の周辺には毒がある。鳥に実を食べてもらい、種子を遠くへ運んでもらう鳥散布型の樹木。


モチノキ(モチノキ科)  常緑 高木。葉は単葉で互生し、表面には光沢がある。葉の形は楕円状。一年では葉が落ちず、四年ほどで散る。春頃に球形の赤い実を放射状につける。


シナノキ(シナノキ科)
  落葉高木。葉の表面は濃緑色で光沢がある。種子は風散布(水散布)型。黄色いものは花で、何年かに一度、まわりにある他のシナノキと同時に大量の花を つける。


ビロードモウズイカ(ゴマノハグ サ科)
  地中海沿岸原産の2年草。全体が白い毛で覆われ、ビロードのようになっている。河原や荒れ地などに生え、特に北海道に多い。8〜9月に黄色い花を密集 させてつける。


マルバハッカ(シソ科)
  ヨーロッパ原産の多年草。葉は丸みを帯び、表面にはしわが目立つ。8〜10月に白または淡紅色の花をつける。独特のにおいを持ち、虫除けに利用される ことがある。また、繁殖力が強い。




























































































?g?b?v????a>