信州自然誌科学館2008
自然と遊ぶ

実行委員長あいさつ

信州大学理学部では毎年夏休みに青少年向けの企画として、信州自然誌科学館を開設し、多数の児童・生徒、一般市民に参加していただいております。2001年の「自然のおどろき」から今回で8回目を迎え、ますます充実した内容を用意し、自然の謎解きに挑む信州大学理学部の研究成果や日ごろの感動を優しい言葉で語りかけるイベントへと発展を続けております。お蔭様で訪れる人も年々増えて3000人にまで達するようになり、繰り返し参加の親子連れも多く、「成長とともに参加できるイベントに年々進歩して行くのが楽しみ」とのご意見も寄せられております。日々多忙な大人にとっても自然と科学を子供たちとともに体感できるイベントであり、貴重な時間となっております。
21世紀を生き、また支える役割を担う子ども達には、多様な命のつながりの尊さや科学の面白さ、技術の大切さを実感してもらうことが大切です。小さいときから身の回りの自然の中で遊びながら、自然に親しみ、驚き、感動し、不思議の美しさの謎解きに興昧を持つことが大切だろうと思います。本企画は、多くの子供たちに身近な自然、生活の中に息づく科学や技術を通して「役立つ自然・科学を実感し、楽しみ、好きになってもらう」ことを第一のねらいとしております。
第8回信州自然誌科学館2008「自然と遊ぶ」を開催するにあたり、このような趣旨を是非ともご理解いただき、多くの高校生、中学生、小学生、児童とその家族の皆さんにご参加願えますよう、心からお願い申し上げます。
信州自然誌科学館2008「自然と遊ぶ」実行委員会
実行委員長 尾関寿美男