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植生学会 松本大会

LAST UPDATE: 2006年5月9日

ご挨拶

第11回植生学会松本大会大会会長
土田勝義(信州大学農学部)

 本年10月7〜9日にかけて、第11回植生学会大会が長野県松本市の信州大学旭キャンパス(理学部)で開催されます。本大会は長野県では初めての開催となります。長野県は自然に恵まれ、多様な自然も存在するため、地元の研究者はじめ、多数の研究者によって膨大な調査が行われ、またその成果も膨大であり、植生学、生態学などの発展に大きく貢献しております。このような地で植生学会大会が開催されることとなり、私自身も地元関係者も大変うれしく思いますし歓迎しております。今大会は従来通り研究発表とエキスカーションを予定しておりますが、当地の自然環境の豊かさに鑑み、シンポジウムなどを企画したかったのですが、短期間の大会日程では無理な状況で断念しました。またエキスカーションも山岳地域ももつ長野県として夏季の植物の生育期に行えればいいのですが、10月という秋季なので、高標高地の植物シーズンは終わりかけといった状況です。しかし今回時期外れとは思いますが、それでも現地をみていただいて、いろいろなヒントを得ていただけるものと期待しております。また秋の信州の姿も特徴的ですので味わっていただければ幸いと存じます。多くの会員の皆様のご参加をお願いしたいと存じます。