物理化学II 2016 年度 試験
- 2017 年 1 月 30 日(月) 9:00 ~ 10:30
3 番講義室 - 教科書、ノート、スマホ等の使用禁止
- 電卓使用可(希望者には貸与)
- 合格点は下記と合わせ合計 60 点以上
- まめテストの成績、出席点を加点。ただし出席率 7 割以下の人は(事情がある場合を除き)出席点の加点なし
- 再履修者は昨年分の得点の20%を加点
試験範囲は授業で行ったところ Chap.27, 16, 23(1節のみ), 17, 18 です。
問題の一部は演習問題(現在21問)、確認テストの類題を出題します。
計 | 55.3 (54%) | 豆テスト等の問題を「そのまま」は出さなかったので、丸暗記で何とかしようとした人は苦戦したと思います。学んだ内容をよく理解してあれば、対応できる難易度にしたつもりです。追試験も同程度の難易度にする予定です。頑張ってください。 |
問題 | 平均点 (正答率) |
解説 |
1 | 76% | 何度か説明した平均値を求める問題です。分布にux2を乗じて、関数の定義域である−∞ ∼ ∞ までを積分します。「豆テストをそのまま覚えれば~」とは言いましたが、|ux|の計算式をそのまま書いたのでは間違いです。 |
2 | 65% | 分子運動(ミクロ)と圧力(マクロ)をつなぐ部分として重要です。運動量と力積を使うことで、圧力を算出します。 |
3 | 42% | 2つのエネルギー準位間のエネルギーを hν から算出し、ボルツマン分布を使い存在確率比を求めます。 |
4(1) | 45% | 「平均自由行程」は、用語としても概念としても重要です。 |
4(2) | 71% | 力とエネルギーについて正しく記述できている場合は加点しました。 |
4(3) | 76% | 豆テストで出題しています。 |
4(4) | 49% | 示強性、示量性については詳しく説明したつもりでしたが。。。 |
5 | 37% | 初出の問題でした。最後の授業でやったアルミと鉛の熱容量の演示実験の応用です。金属の場合は 、二原子分子の場合は を使って、10 g が 何 mol に相当するかを計算します。 |
6 | 42% | P-V グラフは授業の中で扱いました。3 はちょっと考える必要があります。。 |
追試験
- 2017 年 2 月 10 日(金) 13:00~14:30
3 番講義室 - 出席状況が良好で、評価点 45 点以上の人を対象に追試験を行う予定です。(対象者がいない場合は行いません。)
- 単位認定者も受験できます。(高得点の場合は成績評価を上げます。 原則、本試験と追試験の点数の高いほうを採用します。難易度が異なる場合は追試験の得点に適当な倍率をかけて調整します。)
- 試験の範囲などは、本試験に同じです。
追試験終了しました。
受験者 15 名、平均点は 63 点でした。