解答
三角法の公式より(2)式は次のように変形できる。
ここで 座標(c2, c1) の点を考え、原点となす角を , 原点からの距離を A とする。
c1 は 、 c2 は となるので、 は (1)式、 と等価であることがわかる。
A は 原点から (c2, c1) までの距離なので
(3) 式も同様の手法で (1) 式と等価であることを示すことができる。
よって
座標(c1, −c2) の点を考えれば
以上のように(1)~(3)式は等価であり、(2)または(3)式の t の係数から、いずれも振動数 ω/2π で振動する単振動であることがわかる。
(2)式をみると、どのような関数であるかがわかりやすい。
(1)式と(2)式は等価であり、
振幅で、角度 からスタートする ( は位相項と呼ばれる)、振動数 ω/2π の単振動を表している。