λ (ラムダ) は 波長、
(ニュー) は 振動数、
(ニューチルダ) は波数、
E はエネルギー。
電磁波は波の進む速度(光速度: c )が決まっているので、波を特徴づける6つの量
λ (波長), (波数), k (角波数),
T (周期), (振動数), ω (角振動数), は
どれか一つが定まればすべて定まります。
まず振動数 ν は λν = c の関係式より、
計算は単位付きで行う癖をつけましょう。Hz(ヘルツ)は s−1 の別名で、1秒あたりの振動回数。n(ナノ)は 10のべき乗を表す接頭語のひとつで、 10−9 に置き換えます。
続いて波数 (単位長さあたりの波の数)は から求められます。
電磁波は「粒」としての性質を持っており、一粒当たりのエネルギー E は、振動数から、 E = hν の式により求められます。
h はプランク定数。
ここでは有効数字を3桁として求めました。物理定数 (c や h)は、有効数字より1桁多くとり、代入するとよいでしょう。