資料

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本ホームページ上の資料です。

教科書の紹介

(画像はアマゾンへのリンクになっていますが、アマゾンでの購入を勧めているわけではありません。大学生協なら割引があります。できれば新品を買って著者に貢献してほしいと思いますが、中古書店で安く売られている場合もあります。)

「マッカーリ・サイモン物理化学(下) 分子論的アプローチ」 (東京化学同人)
McQuarrie Simon / Physical Chemistry a Molecular Approach

上巻が量子力学、下巻が熱力学。ミクロなレベル(原子分子)から始めてマクロな物性に至るという方針で書かれています。授業はこの教科書を中心に進めています。3年後期の「物理化学III」でも引き続き使います。訳者のおひとり、江口太郎先生とハワイで話をしたことがあるというのは少し自慢。

参考書

「マッカーリ・サイモン」以外にも多くの物理化学の教科書がありますので、「マッカーリ・サイモン」ではどうしてもわからないときには他の教科書にあたってみるのもよいでしょう。それぞれ切り口が違うので、自分に合った説明がされているかもしれません。

「ムーア 基礎物理化学 (上)」(東京化学同人)

ムーア基礎物理化学は量子力学や熱力学だけでなく、電気化学やコロイド化学、機器測定の原理などの幅広い分野について取り扱っています。そのため数式展開や説明が少し短く、わかりにくい面があるかもしれません。私(飯山)は学生の時にこの教科書を使ったので、説明や教える順序などでこの教科書の影響が大きいです。

「アトキンス 物理化学 (上)」(東京化学同人)

アトキンスは説明が細かく丁寧なので、参考になるでしょう。
改訂が頻繁に行われ、最新版ではweb上で動画を示す(ただし英語)などの試みが 行われています。(改訂が多いと授業では使いづらいのですが。)

「アトキンス 物理化学要論」(東京化学同人)

数式を極力使わずに説明がなされています。挙げておいてなんですが、数式を避けると、かえってわかりづらいような・・・

参考文献

「物理化学で用いられる量・単位・記号」 (日本化学会監修/ 講談社)

通称「グリーンブック」。IUPAC(国際純正・応用化学連合)が出版している物理量の取り扱いに関する本。定義などにかかわる話は細かすぎるとは思いますが、各物理量について標準的に用いられるべき略号が記載されているなど便利。単位の扱いなどについてはぜひこの本を読んで習得してもらいたいと強く思います。webで全文が公開されているというありがたい本。
(計量標準センター http://www.nmij.jp/public/repo……ion/IUPAC/ )

「第2版 標準化学用語辞典」 (日本化学会編/丸善)

日本化学会の用語辞典で、日本の化学用語はこの本がスタンダードでしょう。英語との対応もついています。
少し高価なので購入は学部生にはお勧めしづらいですが・・・。(図書館も活用しましょう。)
尾関先生は第2版の著者のひとりです。

「ファインマン物理学1 力学」 (岩波書店)

高校の物理を学びなおしたいなら、この教科書をお勧めします。大学の物理の教科書ですが、直感的に物理の諸概念を学ぶのに役立ちます。化学科の人は、力学はこの教科書の前半(14章まで)を学べば十分です(15章からは相対性理論)。読み物ですが、著者の自伝「ご冗談でしょうファインマンさん」も挙げておきます(最初の章がいちばん面白い)。
まずはエネルギーの概念を正しくつかむことが重要です。本ホームページの「エネルギーの形態」 ページも参照してください。

「物理科学のコンセプト2 エネルギー」(共立出版)

大学で化学を学ぶのに必要な物理を学ぶための、もっとやさしい教科書はないか、という質問があったので、この本を挙げておきます。内容はかなり平易ですが(中高生向け?)、例題がたくさんあるので、きちんと読めばエネルギー等について、きちんと「わかる」ようになると思います。シリーズは 9 巻あるので、理解が不十分だと感じていたり、全然知らないけど興味のある分野などがあればどうぞ。(紀伊国屋)