Chap 17 & 18 統計熱力学の基礎

量子力学によるミクロな視点からの物質の記述と、このあと学ぶ熱力学によるマクロな視点からの物質の記述をつなぐ、統計熱力学について、その方法論の基礎を学びます。

  • 演示実験 「鉛とアルミニウムの熱容量」
    お湯と氷を用いて、鉛とアルミニウムの熱容量を比較しました。
  1. ボルツマン分布について
    異なるエネルギー準位に、系あるいは分子がどのように分布するのかについて示したボルツマン分布について学びました。
  2. 分配関数Q について(17.1, 17.2, 17.3)
    統計熱力学の中心的特徴である分配関数Q について学び、Q から系の平均エネルギーを求める方法について説明しました。
  3. エネルギーと熱容量(17.4)
    系のエネルギー(内部エネルギーU )と定容熱容量(CV )について学びました。
  4. 運動の自由度とエネルギー等分配則(18章)
    運動の自由度の考え方と、統計熱力学から導かれるエネルギー等分配則について学びました。

質問と回答(Chap. 17)