1 mol の理想気体を、P1, V1, T1 から P2, V1, T4 へ体積 V1 のまま可逆的に冷却し(F)、続いて P2, V1, T4 から P2, V2, T1 へ圧力 P2 のまま可逆的に膨張させた場合(G) (すべての過程の最終状態は 図19.5 に示してある ←問題の過程自体は図19-5に書かれていないので注意。) の qrev と ΔS を計算せよ。その ΔS を、図19.5 の A, B+C, D+E のそれぞれの経路の場合と比較せよ。
(ヒント 初期状態(P1, V1, T1)と終状態(P2, V2, T1)が同じなので、どの過程のΔSも同じ値になるはずです。qrevは経路関数なので同じ値にはなりません。)
定容過程や定圧過程も ΔS = q/T で計算できます。
- 定容過程のエントロピー変化
- 定圧過程のエントロピー変化