試験について2022(物化III)

2022年度 試験

試験日程, 場所については google classroomを参照してください。

  • 試験範囲 マッカーリ・サイモン Chap. 19, 20, 21, 22, 23, 26(授業で扱わなかったところを除く)
  • 教科書、ノート、通信機器の使用禁止
    関数電卓貸与
    試験の一部は豆テスト演習問題の類題を出します。
    (演習問題はこのページの右側のメニューから選択)
  • 試験前の質問は随時

試験①配点と解説

試験お疲れ様でした。自力で正解がわからない場合は質問に来てください。
採点ミスを見付けた場合は 8/5(金) までに申し出てください。

問1 

配点各7点 (ΔH 2点, ΔS 2点, q 1点, w 1点, qw両方正解の場合+1点) 
確実に解いてほしい問題でしたが、あまり出来ていませんでした。HS は状態関数なので、A1とA2の合計とB は同じ値になるはずです。

問2

配点各7点 (q 1点, w 1点,  ΔS(系) 3点, ΔS(周囲) 2点) 
仮定Aは自発過程なのでΔSの合計はプラス、仮定Bは実際には進まない過程で、ΔSの合計はマイナスになります。

問3 

配点 各6点  
「もっとも簡単な数式」なので、積分を解いていない場合は減点しました。

期待した解答の例
(1) \displaystyle \Delta H =  C_P(s){\rm d} T +\Delta_{\rm  fus}H + C_P(l){\rm d}T\\\\=C_P(T_3-T_1)+\Delta_{\rm fus}H

定圧過程なので、ΔH は 系が吸収した熱に等しい。

問4

配点 各7点 
特殊な状況(極低温)について扱った問題でしたが、数式を適切に扱えば解けます。

問5

配点  各5点 
数式が何を表しているのかを説明する必要があります。

問6

配点   各5点
各グラフは、相図に現れている相(s, l, g)と対応していなくてはなりません。
SV は、相転移点で不連続に変化(ジャンプ)します。

問7

配点 (1)7点 (2)5点 (3)6点
(2),  (3)はどのような値になるか、想像しながら計算するとよいでしょう。
G がプラスだから、KP は小さい値になるはずだ、など)