輻射(ふくしゃ)エネルギー
h : プランク定数 (6.63 × 10−34 J s)
ν : 電磁波の振動数 (単位 Hz (ヘルツ) = s−1)
λ : 電磁波の波長 (単位 m)
c : 光速度 (3.00 × 108 m s−1)
光を含む電磁波はエネルギーを運びます。
太陽と地球の間は真空で、熱を伝える物質はありませんが、電磁波として太陽からのエネルギーは地球に届きます。
また、真空容器の中につるされた試料は、最初高温(または低温)であっても、電磁波を介したエネルギー交換により、ゆっくりとですが次第に周囲の温度に等しくなっていきます。
電磁波のエネルギーの総量を示す良い式はありませんが、代わりに上の式を挙げておきます。
電磁波はその振動数 ν にプランク定数 h をかけたエネルギーを持つ「粒」としての性質を示すことが知られています。言い換えると、光一粒(ひとつぶ)分のエネルギーは hν です。
振動数 ν の代わりに波長 λ が与えられている場合があります。ν と λ には以下の関係があります。
