Mさんは,ポスター発表. |
で,懇親会. いや,口頭発表とか,総会とか,大会賞受賞講演会とかいろいろあったんですが. 懇親会,まずは福嶋学会長. |
大会長は沖津先生. |
乾杯は中村先生. |
比嘉くんは奨励賞だかなんだかを取ったんだっけか?忘れた(笑). 2013年4月からは高知大の助教とか.おめでとうございます.飛躍の年ですね. |
千葉中央博の原先生は学会賞でした. |
同じく千葉中央博の大野先生.今回は実行委員でらっしゃいました. |
二次会は松戸駅前の飲み屋.私は研究室の学生,MさんとKくんと一緒だったので,無理やり皆さんとは合流せず,同じ店の別のテーブルで飲みました (笑).が鳥取の永松先生とか,神奈川県博の田中先生とかとご一緒したり. 永松先生は,2013年4月からは教授だとか.いやあ,有能な人には仕事が回ってきちゃうんだな(笑).おめでとうございます. |
駅前のゲーセンでプリクラとか(笑).で,後はおとなしくホテル. |
はい,翌日はエクスカーション. |
清澄を目指すんですが,東京駅八重洲口集合,で,アクアラインで房総に渡ります. |
今回は,東京大学の清澄演習林へ.メットをかぶらされます(笑). |
清澄の名物といえばヤマビル.ちゃんといます(笑).一応,各自,長靴には配給品のヒル避け液をつけたりしました.お陰様でやられずにすみました. |
林内.モミなんですが,シカの食害で背が低いまま. |
フロラを見て行きましょう.まずはサカキ. |
おなじみ,ヒサカキ. |
ヒイラギ. |
ええと,なんだっけな....で,蛭間くんに助けてもらいました.ムヨウランとのこと.本日の新種一号. これ,バックに手かなんか入れないと,背景の土色に溶けこんで,全然わかりません. |
木本のツル,キジョラン.久しぶり.20年ぶりぐらいに見たかな.葉は対生. |
おおっ,ミヤマトベラ.これも久しぶりだ.三出複葉. |
マンリョウですね. |
こちらはヒメユズリハ.葉柄が長く目立つ. |
オオカモメヅルでいいですかね.林内ですし. |
カンアオイなんですが,これはカントウカンアオイだとか. 花びらに見えるのは萼なんですが,これが3つに別れ,三角形状に鋭く尖ります. タマノカンアオイなんかは,これが丸っこく,波状にグニャグニャしたりしていますね. |
オオバギボウシに見えますが,キヨスミギボウシだとか.本日の新種二号. オオバギボウシより小さく,葉の縁に細かい鋸歯があるとか.なるほど,写真を拡大すると見えまし た.タチドコロのような鋸歯. オオバギボウシは鋸歯,ありませんね. |
こちらはオオバウマノスズクサ.なるほど. |
アリドオシに... |
イズセンリョウ.いいですね,順調に常緑広葉樹林帯です. |
むむ,なんだこれは.サカキカズラだそうです.本日の新種三号. |
常緑で対生.側脈が目立ちますね. |
こちらはクロバイ.ハイノキ科ですね.千葉県にあるんですね.一瞬「ヒサカキ?」と思いますが(笑),葉の先が尾状にとがり,鋸歯の数が少ない分,鋭い 印 象がありますね. |
こちらはヘラノキ.シナノキ科ですね.これ以上は近づけません.見上げるだけ. |
こちらのも見あげるばかり.ネコノチチ.よくわかりませんが,札が付いているので間違いないでしょう. |
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アップではこんな感じ.小羽片がスマートでかっこいいですね. |
裏はこんな感じです,オオキヨズミシダ. |
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ホトトギスは茎に毛が生えますが,上向きに生えます.ヤマホトトギスは下向き,ヤマジノホトトギスも下向きですが,ヤマは毛が少なく,無毛のようにも 見えます.(前回までヤマとヤマジの説明が逆になっていたので訂正しました.すみません) |
イワタバコ.花は初夏なので,この季節は見られません. |
クサアジサイですね.普通のアジサイ類は木本で葉は対生ですが,これは互生. |
毛が多いとミヤマナツノタムラソウかと思ってしまいます が,ミヤマナツノタムラソウの方は,ナツノタムラソウなので雄しべが外へ顔を出す.注意ですね. |
こちらはヘラシダですね.オオバノイノモトソウも見えます. |
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サワガニ. |
これ,変でしょ?右側のトンネルはいいとして,左のトンネルは川が流れています.どうやら,人工的にトンネルを掘ってこうした地形になったという ことです.なるほどね. |
地面におちた葉を拾うと,どうやらカヤ...いや違う,カヤはもっと鋭く刺さると痛い葉です.イヌガヤですかね.訂正. |
マツカゼソウ.花が咲いていました. |
クラマゴケでいいですよね.主軸に付いている葉と,枝分かれした軸につく葉のサイズが違っています.二葉型. |
お昼は演習林の建物の中で.昭和らしい建物で,ちょっと懐かしいですね. |
午後は別の森に入ります. |
暖温帯ですので,キジノオシダが生えます. |
なんですが,森に接する空き地,シバが生えているんですが,枝葉の形,ヌカボシソウ? |
いやいや,ヌカボシソウはイグサ科 スズメノヤリ属.花が全然違いますね.ここは「教えて蛭間くん」システムを起動. 「アイナエですよ,島野さん,いやだなあ」 「そっか,下の葉っぱは,シバなんだ(笑)」 アイナエはマチン科アイナエ属.明るい草地に生育とか. |
お,蛇です.ヤマカガシ.毒蛇です.死ぬほどの毒ではないと言いますが,注意. |
オオイタチシダですね.ヤマイタチシダは葉の先がゆるやかに細くなりますが,オオイタチシダは急に細くなります. |
これも森の外れ.モクセンナだと教えられました.ネイティブのものではありません.バラ科ジャケツイバラ亜科センナ属だとか.葉は偶数羽状複葉です.右 の葉は奇数に見えますが. 外来草本で,エビスグサというのがありますが,それが似ていますね,やはり.同属です. |
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という感じでバスはレインボーブリッジを渡り東京駅へ向かいます. |
現場では千葉中央博の尾崎さんにお会いでき,ご案内いただきました.相変わらずダンディーでかっこ良かったですね.ご無沙汰しておりました. 房総も久しぶりでした.あ,松戸も.たまにはいいですね. |