麓まで来るまで行って,後はスキー用のゴンドラ高なんだかを乗り継いで,気軽に雲上の湿原. |
ええ,こういう感じです. |
池塘ですか.いいですね. |
そんな中を木道歩きをしながら自然,植物あわよくば動物も観察しちゃいましょう. |
湿原にたどり着く手前,林縁.ヤマブキショウマ.ちょうど花の時期ですね. |
ヤマヨモギ.別名オオヨモギ.平地はヨモギですが,標高の高いところのヨモギ.普通のヨモギは,葉柄の付け根に托葉みたいな付属物があるんですが,ヤマ
ヨモギ・オオヨモギにはそれがありません.ま,背が高く,葉の切れ込みがシャープなので遠目にもわかりますが. |
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湿原ゾーンに侵入.オニシモツケです.日本海要素. |
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今回,いつものペンタックスをメインで,フジのデジカメをサブで使い,それがこの写真ですが,ペンタに比べ,緑色が浅いですね. |
サンカヨウですね.花は終わって,もう青紫の実がついています. |
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シダです.オオバショリマですね,この感じ. |
葉の裏も撮影しておきましょう,オオバショリマ. |
オタカラコウですね.一つの花と見えるのは舌状花の集合でオタカラコウは5-7つの舌状花からなり,メタカラコウは3程度なので,花がある時期なら区別 が付きます. |
手前左はオニシモツケ.奥の黄色はオタカラコウ.右の陸地はなんだったかな.これもフジのデジカメ.ちょっと色が浅いですよね. |
うん,ベニバナイチゴ.赤紫の花びらの花が咲きます.これは葉っぱだけですが.これもちょっと色が不満.フジ.シャープなんですけどね,ローパスフィル ターレスで. |
おなじみ,ハリギリ.トゲは動物に食べられないようにする適応なんでしょう. |
これは現地でわかりませんでした.葉は対生で,表面にシワがあるのでオオヒョウタンボクみたいな感じなんですが,花がたれていて全然別.あとから調べ るとクロツリバナ. |
これです.花柄が長く伸びて,花は4数性.黒,と名前がつくように,他のツリバナは黄緑の実をつけますが,これは黒というか赤紫の実をつけます. |
で,こちらがオオヒョウタンボク.花は白くて立ち上がります.実もスイカズラらしいもの. クロツリバナはフジ(X-M1)なんですが,こっちの写真はペンタックス(K-r).ペンタのほうが,緑,綺麗ですよね.以前はニコンを併用していたんですが (D90),やっぱり緑色はペンタックスが綺麗で,ニコン,やめちゃいました. |
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おお,キヌガサソウですね.よくぞ咲いてくださいました. |
アラシグサ.これもほかではあまり見ませんね. |
お昼ごはんは傘なしで野外で食べたんですが,霧が濃くなり,霧雨になりました. |
こんな感じ.幻想的でいい感じではあります. |
枠を貼って,地元の方々が調査・研究をなさっています. |
ニッコウキスゲですね.ゼンテイカ. |
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森林ゾーン.ハクサンシャクナゲ.小さな個体でしたが,大きく育ってください. |
林床というか,林縁ゾーンですが,コイワカガミですね. |
オオバミゾホウズキ.分布は亜高山帯でしょうか.久しぶりに対面しました. |
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ミソガワソウ,アップ.こちらはフジ.ちょっと,緑,暗い感じになっちゃいますね.露出補正なし,フルオートにしているんですが. |
ミヤマハンノキですね.言うことありません |
ミヤマワラビですね.言うことありません. |
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ヒロハユキザサ. 茎に2本の稜があります.似たミドリユキザサには稜がないです. スイマセン,いい写真じゃないですね.色も出てないし. |
ジョウロウホトトギスの仲間はたしかに黄色いですが,細い筒状の花を下向きに咲かせますので,全然印象が違います. |
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オトギリソウの仲間は本当に悩ましい.特に,シナノオトギリと,イワオトギリ.検索点を色々見るんですが... |
モミジカラマツ,再び.ちょうどこの季節なんですね.上高地なんかでもよく見られます. |
あ,写真中央の葉,ミヤマセンキュウ.手前の花や葉はオニシモツケ. |
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トリカブトですね.これまで報告されているリストでは,ミヤマトリカブトになっています.詳しいところはまた今度. |
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ワタスゲですね.雨に濡れてちょっと元気ないですが. |
うーん,初見,現地では解らず,写真をとって後日調べました.で,ダケスゲと判明.これ,次のヤチスゲと似るんですが,ヤチスゲは雌小穂1-2個,この ダケスゲは2-3個.この写真の個体だけでなく,いろいろ見て,これはダケスゲ. |
で,こちらはヤチスゲ.雌小穂は1-2個です.ダケスゲは2-3個.一個体だけでなく他の個体も見て決めます. |
ああ,リュウキンカですね.花の頃は寒くてなかなか出会えません |
クロバナロウゲですね.キレイに取れました.見ればわかります.付け加えることはありません. |
うん,これは迷います.遠くから望遠レンズで撮っていますが.あ,ホソバノキソチドリですね.距は下向きです.これに似ているコバノトンボソウは距が上 向きに なります. |
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チングルマですね.花ではなくて,実の時期の写真ですが,この状態のほうが皆さん馴染みがあるかも. |
はい,モウセンゴケ.皆さんご存知のように食虫植物です.葉に溜まる美しい蜜のような粘膜に触れたら最後.みなさん,気をつけましょう(笑). |
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ワタスゲですね.先ほどの,雨にうなだれるワタスゲよりいいかも.望遠レンズで撮りました. |
はい,ゴヨウイチゴでいいと思います.茎に刺(とげ)があるはずです.花は下向き.ヒメゴヨウイチゴと言うのがあって,こちらは棘なしで花は上向き. |
写真は小さいですが,ミツバオウレンです. |
エンレイソウ.もう実ですが. |
ニッコウキスゲ.改めて. |
スゲをいくつか.まずはおなじみ,ミタケスゲ.この仲間としては実は大型と言っていいと思います. |
で,これを小さくしたようなのが,普通はヤチカワズスゲなんですが,ここでは,カワズスゲだそうで.過去の研究結果から.このカワズスゲ,ヤチカワズス ゲより小さい変種だとか. |
次.ヒメカワズスゲ.名前はカワズスゲやヤチカワズスゲに似ているんですが姿は別. ハクサンスゲに似ます.が,苞がとがるということでヒメカワズスゲ. |
うーん,わかりません. |
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ミヤママタタビですね.葉の基部は心形. それと,マタタビは花期に葉が白くなりますが,こちらはピンク色になります. |
そんなことで,永松先生には信州の自然を楽しんでいただきました. 左の写真は前々日の夕食.妻と娘も一緒.娘は早めに寝かさないといけないので,夕食も早め. 永松先生は,2014年から3年間,植生学会誌の編集委員長であらせられます.おごったりすると賄賂みたいになっちゃうので,きれいに割り勘.いや,集中講義をお願いしたのが2013年で,その時は永松先生が編集委員長になられるとは思っていなかったので...うちの学生(卒業生)がファーストの論文は,いずれも厳しく見ていただきました(笑). また飲みましょう. |