植物生態学ゼミレポート
繊維学部応用生物学系     和田 幸祐




・カタバミ  カタバミ科カタバミ属

葉が睡眠運動をし、夕方になって閉じると一方がかけてみえることから、この名で呼ばれる。庭や道端などで普通に見られる高さ10〜30センチの多年草。茎 は地をはって広がり長い柄の先にハート型の3個の子葉を付ける。似たような種に赤カタバミがある
・ノゲシ キク科ノゲシ属

葉がケシの葉に似ていることからこの名がついた。道端や畑の淵などに生える高さ15〜20センチ、幅5〜8センチで羽状に切れ込み、ふちには不揃いの鋸歯 がある。鋸歯の先はしばしばとげ状になるが、触っても痛くない。基部は両側が先のとがった三角状に張り出して、茎を抱く。
・ギシギシ タデ科スイバ属

やや湿った所に生える高さ0.6〜1メートルの多年草。葉の長さは10〜25センチの長楕円形で、基部はやや心形または円型。ふちは大きく波打つ。茎の上 部に総状花序を多数出し、淡緑色の小さな花を輪生状につける。ふちには細かい鋸歯がある。
・ヘクソカズラ アカネ科ヘクソカズラ属

何とも気の毒な名前であるが、その臭気に気づけば、この名前がついたのも納得できる。花や葉をもんだりすると臭ってくる。日当たりのよい藪や草地、土手な どにごくふつうにみられる。つる性の多年草。茎は左巻きでほかの草木にからまって長く伸びる。基部は木質化する。葉は対生し、長さ4〜10センチ、幅 1〜7センチの楕円形または細長い卵型で先はとがる。
・ノゲイヌムギ イネ科スズメノチャヒキ属

南アフリカ原産の高さ0.8〜1.5メートルの多年草。葉は幅0.7〜1.2センチ。小穂は長さ3〜3.5センチと大きく、非常に扁平で、6〜10の小花 がある。
・スズメノカタビラ イネ科イチゴツナギ属

人家周辺や畑、道端など、いたるところにふつうにはえる。高さ10〜30センチの1〜2年草。葉は長さ4〜10センチ、幅2〜3ミリあって目立つ。花序は 長さ4〜8センチの円錐型で、淡緑色の小穂を多数つける。花序の枝は横に広く開き、ざらつかない。小穂は長さ3〜5ミリの卵型で、3〜5個の小花がある。 類似種にイチゴツナギがある。

 ・最後に

 私がこの植物たちを調べたのには理由があります。それは、私がよく目にしている植物の名前が気になったからです。18年生きている中で、何度も目にして いる植物の名前がわからないのは気持ち悪いと思いました。私は、そこらへんに普通に生えている植物を知らないと恥ずかしいなと思い、このようなページを作 らせていただきました。ここに載せた植物はいささか絵が拙く、伝わりにくいかもしれません。ですが、特徴のある部分はできるかぎりわかるように描いたの で、参考にして ください。
このページを見てくださった方々に有意義なものと感じてくださったら幸いです。





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