身近な植物 |
農学部 森林科学科 山岸若菜 |
セイヨウノコギリソウ キク科 ノコギリソウ属 茎の中部の葉は長さ6〜9pの長楕円形または線形楕円形の二回羽状複葉。 花の時期は7〜8月で、上部の枝先に白色または淡紅色を帯びた小さな頭花がまとまってつく。 ヨーロッパ原産だが、帰化植物としてかなり広まっている。 花言葉 戦い |
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ラベンダー シソ科 ラヴァンデュラ属 薬用や、ポプリなどに用いられる。鎮痛、精神安定、防虫、殺菌などの効果がある。花は食用にもされ、開花時期は7,8,9月ごろ。 原産地は地中海沿岸。 ラベンダーの語源 ローマ人がこのハーブを用いてラベンダー浴をしていたため、「洗う」という意味のラテン語「ラワーレ」から来ているといわれている。 花言葉 期待 |
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ヒルガオ ヒルガオ花 ヒルガオ属 葉は互生し、長さ5〜10pの矛型または矢じり型で、基部は斜め後方に張り出すが、裂けない。 花冠は直径約5pの漏斗型で、開花時期は6〜8月。朝顔と同様に朝開花するが、昼になってもしぼまないことから、ヒルガオと名付けられた。 花言葉 絆 |
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コヒルガオとの違い よく似た種類に、コヒルガオというものがあるが、コヒルガオの花柄には襞のようなものが付いているが、ヒルガオの花柄はつるっとしている。 ヒルガオの”萼” 写真に写っている萼のようなものは、実は苞で、本物の萼は苞に隠れて見えない。 |
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イチジク クワ科 イチジク属 落葉高木 葉は三裂または五裂掌状で互生する。樹高2〜4m。 葉の切り口から白い乳液を出す。 イチジクの語源 イチジクは、花を咲かせずに実を付けるように見えることに由来する、「無花果」という漢語に熟字訓をあたえたものである。では、なぜイチジクと読むのかと いうと、果実が一カ月程度で熟すから。とか、一日一個熟すから。などから、イチジュク→イチジクとなったといわれている。 |
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イチジクの葉 葉の表面は緑色で、裏面は淡緑色。裏面の葉脈沿いには細かい毛が多い。 |
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葉脈上の細かい毛 |
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イチジクの実 |
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ノウゼンカズラ ノウゼンカズラ科 ノウゼンカズラ属 落葉つる性木本 葉は奇数羽状複葉で対生。小葉が5〜13枚あり、側小葉は卵形ないしは広卵形。 開花時期は7〜8月で、観賞用に庭園、公園などに植えられる。 花言葉 名誉 |
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ノウゼンカズラの花 |
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アメリカノウゼンカズラとの違い アメリカノウゼンカズラの葉裏の葉脈上には、細かい毛が生えているが、ノウゼンカズラには生えていない。 |