松本市美術館に来ました! 
どんな植物が生えてるのでしょうか…?
農学部 食料生産科学科  三野 敦大

ドウダンツツジ

 ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。

「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部に似ており、その「トウダイ」から転じたものです。
 
また、「満天星(ドウダン)」は中国名に由来します。

花は4,5月に咲き、広い地域で植栽されています。
 
ナツツバキ(シャラノキ)

 ツバキ科ナツツバキ属の落葉高木。

 別名はシャラノキ(娑羅樹)。

 仏教の聖樹、フタバガキ科の娑羅樹(さらのき)にちなんで、この名がついたといわれています。

 7〜8月に白色の花が咲き、本州や四国の丘陵地帯を中心に生育します。




  エゴノキ

 エゴノキ科の落葉小高木
 
 果実を口に入れると喉や舌を刺激してえぐい(えごい)ことに由来する。チシャノキ、チ   サノキなどとも呼ばれ歌舞伎の演題『伽羅先代萩』に登場する ちさの木(萵苣の木)    はこれである。
 
 斉墩果と宛字するが、本来はオリーブの漢名。ロクロギとも呼ばれる。

 5〜6月に花が咲き、北海道〜九州・沖縄まで、日本全国の雑木林に多く見られる。
 

 アジサイ

 アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
 
 原種は日本に自生するガクアジサイ H. macrophylla f. normalis である。

 6月から7月にかけて花が咲き、白、青、紫または赤色の萼(がく)が大  きく発達した装飾花があります。

 ガクアジサイではこれが花序の周辺部を縁取るように並び、園芸では  「額咲き」と呼ばれる。ガクアジサイから変化した、花序が球形ですべて 装飾花と なったアジサイは「手まり咲き」と呼ばれる。

  




 ハクバイ

 バラ科サクラ属の落葉低木。
 
 中国原産で、名前は中国名の烏梅(ウメイ)からウメの和名が生まれたといわれていま  すが、ムメの古名もあります。

 梅の花は古くから愛好され、数多くの品種がつくり出されました。また、花の観賞用として だけでなく食用や薬用として栽培されています。

 開花は2月頃です。

 コグマササ

 
 イネ科ササ属の常緑広葉樹 別名は ツユザサ、コチクと呼ばれていま  す。

 コグマザサは植物分類学上の名称ではなく冬に隈どるクマザサの矮品 で10種類ばかりの総称のことです。
 
 通常に流通している物は2〜3品種あり、葉のふちが見事にふちどるも  のもある。



クロチク


 イネ科マダケ属の常緑タケ類。

 桿の直径は2〜3センチほどで、高さは3〜5メートルほどになります。

 桿ははじめ緑色で、夏を過ぎるとだんだん黒くなり、2年ほどで真っ黒になる。

 日当りのよい乾燥地では写真のように鮮やかな黒色となる。
 
 伐採後も黒い色は変わらず、庭園に植  栽されたり、建築用や装飾用に利用され、工 芸品の素材とする。
  シラカシ


 ブナ科コナラ属の常緑高木。

 用途として、防風樹、防火樹、生垣、公園樹、街路樹、庭木。

 他にも、固くて重く、弾力に富むことから薪や木刀に使用されます。

 また、 ウラジロガシと同様の結石溶解作用があるとして、民間薬として  服用されることもあります。

 5〜6月に開花し、10月頃には固い実をつけます。


  ソヨゴ


 モチノキ科モチノキ属の常緑小高木で、別名フクラシバとも呼ばれています。

 よく公園木や庭木として植栽されています。
 
 ソヨゴの名前は、風に葉がそよぐ木という意味です。
 
 またそろばんの珠にも使われることがあり、葉にタンニンが含まれていることから染料に も利用されています。

 花は6月に咲き、9〜10月には赤く熟した球形の実がなります。

  


  他にもどんな植物が生えているか、実際に行ってみましょう!




































































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