メグスリノキ (カエデ科)
葉は三出複葉で対生。雌雄異株。
日本国内にのみ自生する。 小葉の葉身は長楕円形で、葉先は尖る。 名前は、樹皮を煎じた汁を目薬に利用したことから。 現在も、眼病予防や肝機能改善の薬に使われている。 |
カジカエデ (カエデ科)
葉は単葉で対生。雌雄異株。 葉身は五角形で、葉脈が掌状に出る。 少数の不規則な粗い鋸歯がある。 幹は滑らかで灰褐色。 名前は、葉の形がカジノキに似ていることから。 |
チドリノキ (カ エデ科) 葉は単葉で対生。葉先は細く尖る(鋭尖頭)。 葉の形は長楕円形で、 重鋸歯がある。かなりギザギザしている。 一対の実を飛ぶ千鳥にたとえた名前。 (私には他のカエデの仲間の実とどう違うのか、 いまいちわからない...。) |
ハウチワカエデ (カエデ科) 葉は単葉で対生。重鋸歯がある。 葉先は細く尖る(鋭尖頭)。 葉身は円形で、径7〜13pと大きい。 9〜11の切れ込みがある。 名前は、大きな掌状の葉の形を 天狗の羽団扇に見立てたもの。 |
コハウチワカエデ (カエデ科) 葉は単葉で対生。重鋸歯または単鋸歯がある。 葉柄に毛がある(写真右)。 葉身は円形で、ハウチワカエデより小さく 径5〜8p。9〜11の切れ込みがある。 |
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ヤマモミジ (カエデ科) 葉は単葉で対生。 不規則な大きい重鋸歯がある。 葉先は尾状に細く尖る(鋭尖頭)。 葉身は五角形から円形で、 9つの深い切れ込みがある。 オオモミジの変種とされる。 |
テツカエデ (カ エデ科) 葉は単葉で対生。 不規則な細かく鋭い重鋸歯がある。 葉身は五角形で、径10〜20pと大きい。 3〜5つのごく浅い切れ込みがある。 |
ヒトツバカエデ (カエデ科) 葉は単葉で対生。鈍鋸歯がある。 葉先が尾状に尖る。 葉身は倒卵形または卵状円形である。 カエデの仲間では珍しく葉に切れ込みがない。 |
ミツデカエデ (カエデ科) 葉は三出複葉で対生。 小葉の葉身は長楕円形、葉先は尾状に尖る。 小葉の先半分に粗い鋸歯がある。 カエデの仲間で複葉の葉を持つのは 本種とメグスリノキ(前述)のみ。 |
カラコギカエデ (カエデ科) 葉は単葉で対生。 葉身は卵状楕円形で、3つの浅い切れ込みまたは、 切れ込みではなく大きな重鋸歯になるものもある。 (写真のカラコギカエデの切れ込み具合は 半々くらいだろうか...。) |
アカイタヤ (カ エデ科) 葉は単葉で対生。 葉身は五角形で、5つの浅めの切れ込みがある。 鋸歯がない全縁が特徴で、縁が波打った感じである。 葉の質が皮のようで、のっぺりとした印象。 |
個人的趣味でシダ植物も少し。
シダっぽくないシダから厳選! |
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ヒカゲノカヅラ (ヒカゲノカヅラ科) ”ヒカゲ”といっているが、 日当りの良い斜面など日なたを好む。 茎は地上をはうように成長し、 茎は細く小さい葉で覆われている。 シダというかコケっぽい。 胞子のう穂は長い柄をもち、直立する(写真)。 ...我が家の庭のコケをどんどん侵食中。 |
デンジソウ (デン ジソウ科) 水生のシダ。 もはや四葉のクローバーにしか見えない。 名前は、4枚の葉の形が「田」の字に 似ていることから。 田や沼地に群生する。 |
サンショウモ (サンショウモ科) 浮遊性の水草。葉は対生する。 葉の裏に球状の胞子のうをつける。 葉の形がサンショウの葉に似ていることから。 これもれっきとしたシダ植物。 |
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カエデ科ではなく、今はムクロジ科に分類されるようです。 ”元”カエデ科ということで。 キャンパス内にもカエデの仲間が生えています。 探してみてください。 (上ののシダはキャンパス内では難しいかも..です。) |
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