イロハモミジ。カエデ科。 4,5月に花が咲き本州の日本海側、九州に分布する。 公園、観光地などに植えられ園芸種も多い。 樹皮は淡灰褐色を帯び平滑。わずかに縦縞の模様が入る。 実は11月ごろに熟す。 素早く葉緑体が分解されることと昼夜の温度差が大きいことが紅葉が美しくなる条件である。 鮮やかな紅になることが多い。 |
クヌギ。ブナ科。 4,5月に花が咲きアジア東北部に分布する。 幹は直立し高さは15mになる。 シイタケの原木になり、葉、樹皮、果実を煮出して染料につかう。 名前の由来は国木(くにき)からという説とクリニギ(栗似木)といういう説がある。 |
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イブキ。ヒノキ科。 4月頃に花が咲き、北海道を除く全国に分布する。 針葉樹の中では比重の重い木だが硬さはあまりない。 高さは20mに達する。 腐りにくく摩耗に対する耐久性も持っている。 主に香りの良さを活かした床柱や家具の材料などに使用される。 |
オオモミジ。カエデ科。 4、5月に花が咲き北海道〜九州の太平洋側に分布。 多少湿り気のある日当たりのよい場所を好む。 場所によって葉形が異なる。 樹皮は淡灰褐色で滑らか。縦に浅く裂け目ができる。 |
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ソメイヨシノ。バラ科。 3,4月に花が咲き全国に分布する。 東京の都花であり、日本の国花でもある。 樹皮は暗灰褐色で、皮目が横長になる。 葉は互生で、葉身は広卵状楕円形。 秋には緑〜黄〜紅と葉が変化する。 |
ヒマラヤスギ。マツ科。 10,11月に開花しヒマラヤ西部〜アフガニスタンに分布する。 11月頃に大量の花粉を飛ばし、地面が黄色くなることもある。 幹は直立し、樹高が20〜30メートルになる。 樹皮は灰褐色で細かく鱗片状にはがれる。 葉は針形で断面は鈍三角形か円形。 |
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コナラ。ブナ科。 4,5月に開花。日本全国に分布。 日当たりの良い山野にある。 樹皮は灰黒色で縦に不規則な裂け目がある。 葉は互生で、葉身は傾卵形、もしくは傾卵状楕円形。 萌芽再生能力が高いために薪炭林の主要樹種となっている。 |
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