ツタ 別名:ナツヅタ
ブドウ目 ブドウ科 ツタ属 北海道、本州、四国、九州の 丘陵帯から山地帯に生育。 落葉つる性木本。 つるには巻きひげがあり、先端に吸盤がある。 葉は単葉・互生するが 幼少期の葉は三出複葉。 葉の表面は濃緑色で光沢がある。 葉の裏面は灰緑色。 表裏面とも葉脈上に毛がある。 5枚の緑色の花弁をもつ小さな花をつける。 |
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マツバギク
ナデシコ目 ハマミズナ科 マツバギク属 多年草。 多肉植物。 茎は木質化している。 地上を横に這い、茎は立ち上がる。 茎はよく分枝して、まばらなクッション状の群落になる。 節があって、葉は対生。 花弁が紫色でやや光沢がある。 朝に花が咲き、夕方に花が閉じる。 春から夏にかけ長期間開花を繰り返す。 |
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ムシトリナデシコ ナデシコ目 ナデシコ科 マンテマ属 茎の上部の節の下から赤褐色の粘液を出す。 この部分に虫が付くと動けなくなる。 ヨーロッパ原産の1〜越年草。 日本には江戸時代に渡来した。 庭に植えたり切り花などの用途があるが 道端にも野生化しているものがある。 高さは30〜60cm。 全体に粉白色を帯びる。 葉は長さ3〜5cmの卵型。 花は直径約1cmで密に集まって咲く。 花の色は紅色、淡紅色であるが まれに白色。 |
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ビロードモウズイカ ゴマノハグサ目 ゴマノハグサ科 モウズイカ属 ヨーロッパ、北アフリカ、アジア原産。 日本に帰化している。 大きな葉のロゼットから伸長した 長い花穂に黄色い花を密集する。 高さ2mほどになる。 二年生植物。 日当たりのよい攪乱された土壌を好む。 種子の発芽は開けた土地を必要とする。 茎が伸びるにつれ上方の葉は小型になる。 花は初夏から晩夏にかけ約3か月咲き続ける。 花穂の下から咲き始め不規則に上へ進行する。 |
カネノナルキ バラ目 ベンケイソウ科 クラッスラ属 南アフリカ原産。 常緑低木。 樹高は無霜地帯の露地で栽培すると 3メートル以上になる。 葉は多肉質の長円形で長さ3p程度。 明るい緑色で光沢があり辺縁部は赤く 特に秋から冬に鮮やかな赤色になる。 葉に斑の入るものもある。 花は冬に咲く。 繁殖は挿木で行われる。 観葉植物としてよく栽培される。 葉1枚から根を生やすほど生命力が強い。 |
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アメリカヤマボウシ 別名:ハナミズキ ミズキ目 ミズキ科 ミズキ属 アメリカ原産。 日本では庭園・公園・街路樹などに利用される。 落葉小高木。 樹高は5〜7m。 葉は互生・単葉で楕円または卵円形。 葉の表面は緑色、裏面は粉白色。 葉全面に毛が散生。 葉縁は全縁で大きな波状で 葉先は急鋭尖頭。 葉脚は左右不同の広いくさび形。 |
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エゾノギシギシ 別名:ヒロハギシギシ ナデシコ目 タデ科 ギシギシ属 ヨーロッパ原産の多年草。 日本では沖縄を除く 各地に広く帰化している。 道端や荒れ地に生える。 高さは0.5〜1.3m。 葉、葉柄、葉の中脈が 赤くなることがある。 葉は長さ15〜30cmで 形は卵状楕円形〜長楕円形。 茎の上部に総状花を多数出す。 淡緑色の小さな花を輪生状につける。 |
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サイカチ マメ目 マメ科 サイカチ属 本州中南部、四国、九州の 丘陵帯から山地帯に生える。 落葉高木。 葉は偶数羽状複葉。 小葉は12〜24枚で 長さ3.5〜5cm、幅0.8〜1.5cm。 表面は緑色で無毛か葉脈上に短毛。 裏面は淡緑色で無毛。 縁は全縁で先端は円頭または鈍頭。 幹にとげがある。 |
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カイヅカイブキ マツ目 ヒノキ科 ビャクシン属 イブキの園芸品種。 庭園、公園、生け垣等に植える。 砂地など水はけのよい場所が適する。 低温に弱い。 原産地は中国。 常緑小高木。 樹高は5〜10m。 葉は針状と鱗片状の二種類。 若い木や萌芽枝は針状で やがて鱗片状になる。 雌雄異株。 主に春に挿木や接木で増やす。 ナシと近接して植えると赤星病を媒介する。 |
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ヤマブキ バラ目 バラ科 ヤマブキ属 北海道から九州まで分布する 古くから親しまれた花である。 低山の明るい林の木陰などに群生する。 樹高は1〜2m。 樹木であるが茎は細く柔らかい。 葉は薄く、はっきりとした鋸歯。 晩春に明るい黄色の花を多数つける。 花は一重のものと八重のものがある。 |
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