工学部情報工学科 本戸丈裕です。
信州大学松本キャンパス内で気になった植物を紹介したいと思います。   



クロマツ(マツ科マツ属)
常葉高木。樹高は30~40m。葉は針型で細長く、断面は半円形である。
長枝上の短枝はらせん状に互生し、基部には灰白色の鱗片があり、
短枝は2本の葉が束生する。アカマツと比較して黒っぽい樹皮をして
いることが名前の由来。アカマツを雌松と呼ぶのに対しクロマツを雄松
と呼ぶ。

ドクダミ(ドクダミ科ドクダミ属)
毒や痛みに効くということから「毒痛み」が転じたものと言われる。半日陰地に
群生することが多い高さ15~50㎝の多年草。全体に独特の臭気がある。葉は
互生し、3~8㎝の心形。茎の上部に長さ1~3㎝の花穂をだし、小さな花を多数
つける。白い花弁のように見えるのは総苞片で4個ある。

シロツメクサ(マメ科シャジクソウ属)
ヨーロッパ原産の多年草で牧草として世界中に広がり、日本でも全国で
見られる。茎は地を這って長く伸び、葉は3小葉からなる複葉であるが、
時に4小葉やそれ以上のものがあり、特に4小葉のものは「4つ葉のクロー
バー」と珍重される。長さ約1㎝の白い花が多数集まって球場の花序を
つくる。

ゼニアオイ(アオイ科ゼニアオイ属)
花の形を銭に見立てたものという。高さは60~90㎝で葉は拳状に5~7裂する。
淡紫色で濃紫色の筋がある3㎝ほどの花をつけ、5枚の花弁をつける。

カツラ(カツラ科カツラ属)
落葉高木。葉は単葉で対生またはやや互生。葉身は広卵円形または
ほぼ円形。葉の表面は緑色、裏面は帯白緑色。葉縁は細かい波状の
鋸歯があり、葉先は円頭となる。葉脚は心形で、基部から拳状脈になる。

キンメツゲ(モチノキ科モチノキ属)
イヌツゲの園芸品種でキラキラと輝くような新芽が特徴。
葉はイヌツゲに比べて小さく密生する。生垣などに利用されるほか、
動物などをかたどったトピアリーなどにも利用される。

レッドロビン(バラ科カナメモチ属)
常緑小高木。樹高は3~6mになる。葉は単葉で互生し、葉身は狭倒卵形
または長楕円形。葉縁は細かく鋭い鋸歯があり、葉先は鋭頭または鋭尖頭
となる。葉柄に鋸歯の先端の一部が残らないのでカナメモチと区別できる。

アジサイ(アジサイ科アジサイ属)
落葉低木。樹高は1~2mになり、葉は単葉で対生する。葉身は広卵形または
長円形。葉縁はやや大きい鋭鋸歯があり葉先は鋭尖頭となる。花の色は
土壌の㏗によって変わり、酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になるといわれ
ている。




























































































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