ナツヅタ(ブドウ目ブドウ科ツタ属) 互生・単葉・鋸歯の落葉性木本。 別名はアマヅラ、モミジヅタで、一般に「ツタ」と呼ばれる。 葉は手のひら状に浅く裂けているが、複葉になっているものもある。 巻きひげの先端が吸盤になっており、基盤に付着する。 「ツタ」という名は、他の植物や岩に「伝って」いることからつけられた。 日本では古くから樹液を甘味料として利用していた。 |
スモモ(バラ目バラ科スモモ属) 単葉・互生・鋸歯の落葉小高木 初春に白い花が咲く。6月から8月に、主に淡黄色や紅色の果実が熟す。 様々な品種があり、生食用に品種改良されたものも多い。 自分の花粉では受粉しにくい自家不和合成であるので、ほとんどの品種で受粉樹が必要である。 |
ヘクソカズラ(リンドウ目アカネ科ヘクソカズラ属) 対生・単葉・全縁の慢性多年草で、至る所にある雑草。 葉や茎に悪臭(私も嗅いでみたが、手に臭いがつく程であった。)があることからこの名がついた。別名はヤイトバナ、サオトメバナ。 7月~9月頃に白い花が咲く。色合いが灸を据えたようであることからヤイトバナ(灸花)とも呼ばれる。 黄褐色の実をつける。 |
ハルジオン(キク目キク科ムカシヨモギ属) 対生・単葉・鋸歯で、北アメリカ原産の帰化植物。 手入れのされていない庭に多く生えていることから「貧乏草」とも呼ばれ、折ったり摘んだりすると貧乏になる、と伝えられる。 ヒメジョオンとよく似ているが、写真のものは蕾が下を向いていたため、ハルジオンである。 4月~5月頃に開花する。 花言葉は「追想の愛」。 |
マリーゴールド(キク目キク科コウオウソウ属) 互生・羽状複葉・鋸歯。 コウオウソウ属のうち、草花として栽培されているものの総称。 メキシコ原産。一年草が多い。4月~10月にかけて継続的に 蕾がつくられ、様々な色の花が咲く。花は1~2週間で枯れる。 花言葉は「信頼」「悲しみ」「嫉妬」など様々。 |
イチイ(イチイ目イチイ科イチイ属) 互生・羽状複葉・常緑針葉樹。 別名はアララギで、私の地元(青森県)や北海道では、「オンコ」とも呼ばれている。 4月頃に小型の花をつけ、9月頃に赤い実をつける。種子が、穴の空いた実から見える形となっている。 玉串など神事に使われることがあり、神社の境内に植えられている。 |
アキニレ(イラクサ目ニレ科ニレ属) 互生・単葉・鋸歯の落葉広葉樹。 樹高は15メートルにも達する。 ほとんどが春に開花するニレ属の中では珍しく、9月頃に開花する。 10月~11月に実を熟す。 街路樹で多く見かけるほか、在来のニレの代替種や、抵抗性雑種の親木としても使われる。 |