植物生態学ゼミ

繊維学部応用生物科学系
15F4041J 本脇理央
            こまくさ寮とその周辺にある花について紹介します。


ヒルガオ
ヒルガオ科ヒルガオ属 
つる性の多年草 日本原産
6~8月に淡紅色の花をつけ、名前の通り昼間に花が咲く。
葉は互生で長さ5~10cmのほこ形~矢じり形
コヒルガオと似ているが、コヒルガオの葉は基部が大きく横にはりだしている。

万葉集にも容花(かほばな)の名で登場している固有種で、海外では朝鮮半島や中国にも分布している。

ヒメジョオン
キク科ムカシヨモギ属
1~2年草 北アメリカ原産
6~10月に白または淡紫色を帯びた花をつける。
上部の葉は披針形で先はとがり、基部はしだいに細くなる。
下部の葉は卵形で長い柄があり、縁は粗い鋸歯。

明治維新のころ渡来し、現在では日本中に広がっている。
日本に入ってきた当時は柳葉姫菊と呼ばれ、珍重された。

シロツメクサ
マメ科シャジクソウ属 多年草
ヨーロッパ原産 江戸時代に渡来
5~8月に白い花が多数集まり球状の花序をつくる。
葉は幅の広い倒卵形で、中央に白いVの字模様がある3小葉。稀にみる4小葉が「四つ葉のクローバー」といわれるもの。

江戸時代にオランダからガラス器を送るときに乾燥したシロツメクサを詰め物にしたことからこの名がついた。

ムラサキツメクサ 別名アカツメクサ
マメ科シャジクソウ属 多年草
ヨーロッパ原産 明治時代初期に渡来
4~8月に紅紫色の花が多数集まり球状の花序をつくる。
稀に白い花を咲かせるものもあり、この変異が固定されたものをシロバナアカツメクサという。
葉は長楕円形で、中央に白いVの字の模様がある。
シロツメクサと比べ、茎が立ち、毛が多い。


ヘラオオバコ
オオバコ科オオバコ属 1年草
ヨーロッパ原産 江戸時代末期に渡来
6~8月に茎先に小さな花を穂状につける。まわりを取り囲むようについているのは雄しべである。
葉は細長く、直立ないし斜上する。裏面脈状や葉柄には淡褐色の長い毛がはえている。
オオバコのような踏みつけ耐性はない。


ビロードモウズイカ

ゴマノハグサ科モウズイカ属 2年草
地中海沿岸地方原産 明治時代初期に渡来
8~9月に黄色の花を総状花序に密につける。
葉は倒披針形で上部にいくほど小さくなる。
全体的にビロードのような灰白色の毛でおおわれ、雄しべの花糸に白い毛がおおい。

葉の形が煙草に似ていることから、別名庭煙草ともいう。

コスモス
キク科コスモス属 1年草
メキシコ原産 明治時代初期に渡来
9~10月が開花時期で、白、赤、黄色、橙や八重咲きの品種がある。
葉は羽状に細かく切れ込み、対生。

別名秋桜ともいわれ、秋の花の代名詞ともいえる花だがこの7月にもみられたので撮影。


オオキンケイギク

キク科 多年草
北アメリカ原産 明治時代中期に渡来
6~8月に黄色の花を咲かせる。
葉の様子は個体によって差があるが、主に披針形で、両面には粗い毛が生える。

鑑賞用として栽培されていたが野生化し、カワラナデシコなどの在来種に悪影響を与える恐れがあるとして、現在は「特定外来生物」に指定されている。
































































































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