圧平衡定数の式(26.11)の次元が合わない

圧平衡定数の式(26.11)の次元が合わない

  \displaystyle \ln K_P =-\frac{\Delta_{\rm r} G^\circ}{RT}   ...(26.11改)

左辺は対数に入っているので無次元ですね。

右辺の分母の単位は (J K−1 mol−1)(K) = J mol−1 です。

反応ギブスエネルギーΔrG の単位は J ですが、
ΔrG に丸がついている標準反応ギブスエネルギー ΔrG° は
反応進行度 ξ の 1 mol あたりという意味で、
mol−1 がつき、右辺の分子の単位は J mol−1 となります。

Δr(反応エンタルピー)のときから、ΔrH と Δr使い分けられていたのでした。(p.833 に説明有)