私(保柳)
のプロフィール

研究室の活動

卒論生・修論生と
論文題名

研究室TOPページ

2018年度メンバー紹介

保柳康一(理学科地球学コース地層科学分野 教授)
 研究テーマは,堆積盆地における堆積シーケンスの構造と海水準変動と環境変動の解析.有機物分析による環境変動解析.現在研究を進めているフィールドは, 北海道の白亜系最上部から古第三系・新第三系.北部フォッサマグナ長野県北部から新潟県にかけての新第三系〜第四系.常磐地域の第三系,ニューメキシコ州 のWestern Interior Seawayの上部白亜系Hosta砂岩層.ニュージャージー沖陸棚の更新統など.2002年には新潟平野の完新統コア50mを2カ所で掘削し,縄文海進 とその後の海退によるエスチュアリー環境変遷の研究を進めています.また,これらの試料のケロジェンを用いた安定炭素同位体測定はノウハウも蓄積し,論文 をまとめています.2009年11月から2ヶ月間,IODP(統合国際海洋掘削計画),Expedition317の共同主席研究者として,ニュージーラ ンド沖海水準変動の研究の研究に参加しました.現在,ポストクルーズ研究として,新生代の海水準変動の振幅と周期の研究に取り組,論文をまとめています.
 さらに,南相馬市小高区で完新統のボーリング調査をおこない,エスチュアリー埋積時の津波砂層の役割について研究を進めています.また,長野県千曲川の洪水堆積物について,埋蔵文化財の発掘調査と共同して研究を進めています.
 

大学院生              

卒論生