式(6.5)から
として、
( r を含んでいない Y は の前に、
を含んでいない R は の前に出る)
この時点で、両辺を で割ります。
そうすると第 1 項は r のみを、第 2 項は のみを含んだ状態になるので、これらが足して 0 になるよう、第1項 = とおいて、
と 2 つの方程式が得られます。
授業では説明が前後してしまいましたが、 で割ってから 式を を使って2つに分けているので、 右辺の は では割らない、ということになります。
なお、上の式で出てくるハット付きの演算子は 私(飯山)が板書省略のために定義したもので、中身は下記の通りです。