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水文循環学

1.授業のねらい

地球上を駆けめぐる「水」によって様々な物質が運ばれ、ダイナミックな物質循環が起こっている。本講義では、水循環のメカニズムとそれに伴う物質循環の仕組みを修得する。

2.授業の概要

“水惑星”地球は、太陽からの絶妙な距離と質量によってみずみずしさを維持している。地球の平均気温は15℃であり、液体の水とともに水蒸気・氷も存在しうる環境にあるため、太陽エネルギーを駆動力とする水循環が生起する。また、水は物質を極めて良く溶かし込み、移動もダイナミックなため、水循環に伴って様々な物質が運搬される。水循環とそれに伴う物質循環を総合して水文循環と呼ぶ。本講義では、水循環の各素過程における物質の移動様式を詳述するとともに、地球上におけるいろいろな流域での水文循環の差異を解説する。特に、雪氷圏における水文循環についてはより詳しい説明を行う。

3.成績評価

期末試験の成績を基本として評価するが、他にも短時間の試験を数回行い、その結果も含めて総合的に評価する。

4.履修上の注意

5.授業計画

  1. 地球上における水の分布と循環
  2. 大気-陸域相互でのエネルギーと水の移動
  3. 水循環の素過程と物質循環(1)降水
  4. 水循環の素過程と物質循環(2)遮断と蒸発散
  5. 水循環の素過程と物質循環(3)浸透
  6. 水循環の素過程と物質循環(4)地下水
  7. 水循環の素過程と物質循環(5)流出
  8. 水循環の素過程と物質循環(6)河川水質形成
  9. 雪氷圏における水文循環(1)降雪
  10. 雪氷圏における水文循環(2)融雪
  11. 雪氷圏における水文循環(3)河川流出
  12. 水文循環における森林の役割
  13. 乾燥・半乾燥流域の水文循環
  14. 湿潤流域の水文循環
  15. 都市流域の水文循環

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